40/88
第40話
「フレッド、どんな人たちが来るのかな?」
「多分、ちゃんと仕事をしてくれる人だとは思うんだけど……」
期待と不安を胸に秘めながら傭兵申請所の扉を開いた。
「こんにちは、あなたがフレッド様一行ですね。まだまだ新米ですけどよろしくお願いします」
中にいたのはフレッドやミツバと同い年ぐらいの少年だった。
「私の名前はクロフォードです。よろしくお願いします」
ミツバが疑問に思ったらしく質問する。
「ところで、あなたは衛生兵の部隊長? それとも、輸送兵の部隊長?」
「それは――」
クロフォードの口から意外な言葉が返ってきた。
「――両方共です。私たちの部隊には輸送兵100人と衛生兵40人がいます。御用達は輸送兵80人と衛生兵30人でしたが残った人たちが心配だったので残りの30人も連れてきました」
「それは無料で雇っていいのですか?」
「ああ、そうです。こちらからのサービスみたいなものなので」
フレッドはクロフォードに向けて頭を下げた。




