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第38話

「フレッド殿、一応説明しておく。小袋は5000ガロン、中袋は10000ガロン、大袋は50000ガロンが入っている。今回は1300人の兵士を倒したから金は、13000ガロンのはずだが、残りの2000ガロンは初陣で活躍したボーナスみたいなものだ」

「ありがとうございます。では今日はここで――」

「ちょっと待て、傭兵を雇うところを教えてなかったな。歩兵はこの城の1階、弓兵はこの城の前の建物、騎兵はその裏、槍兵はその隣にある。そして、その他はその道向かいだ。それと、おまえたちが寝泊りしているところにカイザーも泊めてやってくれ。少し狭くなるけどな、我慢してくれ。じゃあ、これからも頑張れよ」

「はい、これからもよろしくお願いします」

 フレッドは外に出で、ミツバに話しかける。

「ミツバ、どの兵種を雇ったらいいと思う?」

「うーんとね。まずは輸送兵と衛生兵を増やしたほうがいいと思うよ。それなら槍兵を雇うところの前だね。さあフレッド、カイザーさんそれとジャックさん行きましょう」

 ミツバを先頭にして傭兵申請所へと出発した。

「本当ですか?」

 驚いている内容とは、

 ――兵を雇うのに掛かる金額――

 についてであった。輸送兵は1人雇うのに金60ガロン、衛生兵は1人雇うのに金80ガロン掛かるらしい。

「どうするミツバ? 誰をどのくらい雇う?」

「うーん、兵糧のことも考えなければいけないし……ところでカイザーさん1ガロンで、何人の兵士の1日分の食料になるの?」

「大体だが、兵士20人分が1日食べる量が1ガロンぐらいだが……」

「ということは、今私達の隊には約2200人いるから、1日110ガロンが必要ね。1ケ月戦うことを想定すると3300ガロン。使えるのは多くても11000ガロンぐらいね」

 ミツバは黙り込み、思考を開始する。


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