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第18話

「おお、レクシオン、シーザー戻ってきたか。で、返事はなんと言っていた? ……ところでレクシオンたちの後ろにいる人物は誰だ? レクシオン知り合いか?」

「返事は後ほどグランの者が誓紙を持っていくからと申しておりました。そして、この2人は旅の途中のカルトでバルカン軍に抵抗していた者で、途中の宿などで世話になったものです。しかし、グランとの同盟の帰りにこの者が住んでいた村がバルカンによって焼き尽くされて住む場所がなくなったので連れてまいりました」

 レクシオン、シーザーは跪きいつもとは違う丁寧な口調で言う。フレッド達もそれも見て跪く。

「跪かなくてもいいぞ。私の名前はジャン、このセパイアの国王である。ところで、君たちの名前を教えてくれないか?」

 ジャンに質問される。フレッドは立ち上がり答えた。

「僕の名前はフレッドで、隣にいるのがミツバです。それでジャン様お願いがあります。僕達をセパイア軍と一緒に行動させてもらえませんか? この手でバルカン軍を倒したいんです」

 ジャンは椅子に座り込み腕を組んで考え込む。考えること5分、まだ答えが返ってこない。そして10分ほど経ったときジャンが沈黙を破り、答えを出した。

「分かった。セパイア軍についていくことを認める。しかし実際は、フレッドとミツバの2人で敵の兵士を調べたりと隠密行動が中心になるようなことだがそれでいいか?」

「はい分かりました。それで、いつ行動を開始するのですか? 今からって言われればすぐに支度を調えて出発しますけど」

「ああ、それがいつ戦闘を開始するか困っているんだよ。戦争を始めるには宣戦布告を行わなければいけないし、こちらの兵力と敵の兵力を比べて、戦略を練ったりしなければいけないからな。行動してほしいときに呼ぶからここの2階にある宿泊施設で待っていてくれ、ではここで失礼する。シーザーちょっとだけ来てくれないか?」

 ジャンはシーザーを呼び何かを話し出す。ここでレクシオンがジャンに頭を下げ部屋から出て行ったので、フレッドはジャンに深く一礼してレクシオンの後を追った。

「ここが、お前らの泊まる場所だ。ゆっくり休んどけよ。じゃあな」

 レクシオンは謁見の間でジャンと話を終えた後、フレッド達に泊まる場所を教えた。ここでフレッドが声を上げる。

「あの、レクシオンさん今までありがとうございました」

「ああ、どうってことないよ。ただ、バルカン軍に襲われていた人を助けただけだからな。これからフレッド達はバルカンを倒せるように頑張れよ。じゃ、俺はこれから仕事があるから」

 そういうと、レクシオンは階段を駆け下りていった。

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