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ノスフェラトゥとヴェアヴォルフ  作者: 周防涼白
ぶらり異世界小旅行編
52/59

~堪忍堪忍!~

 昼食を挟んだ後、午後は剣術の訓練になった。体育の授業で剣道をやった程度で、全くと言って良い程、剣には触った事などない。


 異世界召喚モノの通過儀礼(イニシエーション)のように、俺は血反吐を吐いた。現代のもやしっ子を舐めてはいけまへん。


 土嚢を背負った状態でランニングして、その後、素振り五万回。鬼畜過ぎる。そして、素振りが終わると組手と称したイジメが展開された。


 組手では俺からも攻撃して良い筈なのだが、騎士さん達は俺に打たせる隙等与えないかのように打ち込んで来る。それに、素振りの所為で腕が上がらない。なので、一方的に打たれる。なんでや?! 訓練だろ!?


 身体中、痣だらけになっても、勇者の加護の御陰か、直ぐに恢復し、また打ち込まれ、恢復しを繰り返した。地獄やわ。


 夕食の後は座学。此の世界の文字だとか文化エトセトラエトセトラ。訓練で疲弊していて、とても眠い。


 船を漕ごうものなら、鞭が飛んでくる。蚯蚓腫れが出来るが、前述の通り勇者の加護(?)の所為で傷痕は残らず、更に鞭打ちされる。


 此の世界の人達はサドしかいないのかな……。


 一日の訓練が終わり、メイドさんに割り当てられた部屋に導かれ、着替えさせられ、泥のよう眠った。


 此れが異世界の一日目である。あと、一カ月も続くのかよ…………。


…………○


 次の日、魔法の講義は終わり、実践に移る事になった。お爺さん先生とバトンタッチしたのは娘っ子四人衆。


 髪は赤、緑、茶、青と異世界らしい色合いだった。話に依ると扱える属性に依存するらしい。


 え、単一の属性しか扱えない人と一緒に冒険するの? と思ったが口には出さず。


 お爺さん先生は茶がかった紫色の髪をしていて、不気味であったが、そう考えると土、火、水属性が扱えたのではないだろうか。土、特に重力魔法は視てみたかったな。



 娘四人衆はそれぞれの属性魔法の利点とかを講義した後、合体魔法とかを実践して見せてくれた。


 あと、なんだか媚を売る感じがいけ好かない。此奴らとは仲良くなれそうにない。オレも同様に渋い顔をしていた。


 午後の剣術は昨日同様大変だった。勘弁してくれよ。


 夜の座学では、傷痕が残らない事をいい事に、鞭打ちもヒートアップして辛かった。泣きたくなった。


 そうして、過酷な訓練の日々が続いた。


…………○

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