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~教育実習生~

…………○


 結局さ、『正義の味方』って『正義』そのものではないと思うんだよね。

 誰のためか、たったそれだけで。『正義』の定義は崩壊するのだから。


…………○


 時系列。時系列。

 俺が吸血鬼になってからほんの数日後。

 いつも通り登校--内心ビクビクしながら--すると、教育実習生が来ることになっていた。

 その日の午後。

 小気味よいチョ-クが黒板を叩く音。綺麗な指先から綺麗な字で綺麗な名前が書かれる。……なんか寒気がした。


「今日から約一ヶ月の間、みんなと一緒に過ごすことになりました。担当教科は生物、biologyですね。遺伝子とかの研究をしていました。あ、先生になろうと思った最大の理由は、なんか簡単そうだったからです」


 え、そんなこと生徒にぶっちゃける必要あるの? ああ、俺達の担任ことオジキが驚いているよ。いつもは冷静沈着な人なのに。

 ちらりとオジキを見た先生の卵は、


「……というのは冗談で」と言う。


 だけど手遅れだと思いますよ、先生。


「私の先生は資格を持っていた方がなにかと有利だからとの話して下さったので、じゃあ先生になろーっと♪ と思ったのが発端です。調べてみたら特別難しいことはなさそうだったので、教育大学に入りなおして、現在に至ります」


 えらく頭良いんだな、先生……。そんな簡単に入れるもんじゃねぇだろよ普通。てかさ、別に志望理由を話す必要なかったんじゃない?


「入りなおした、ということは以前どちらの大学に在籍していたのですか?」誰かが質問する。


「ん? ……だけど」


 さらりと、それこそ何気ない会話のように出た言葉は、みんなを驚かせるのには十全すぎる材料だった。だって海外の、しかも『超』が三つ以上はつきそうなほどの大学だったのだ。

 規格外だなおい。なんで日本に戻ってきたんだよ。まぁ、可愛いから許す。……また寒気がした。なんだろう?


「もともと、日本の外で暮らしていたんですけど、私の先生は日本ヲタクなので、無理矢理帰国させてヲタクグッズなるものを購入させようとしたみたいなんだよね。別に休暇でもとって行けばいーのに。……だから先生の資格はついでなのね」


 うぜぇ。


…………○


で、新キャラですよ。なんか思いついたままに書いているので、教育実習生の先生の設定とかないです。ノリで書いているので。どないしょ。


適当に終わらせるよりはちゃんとオチをつくろうと思ったのですが、逆にワケワカメなことになっている件について。

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