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~彼との出会い~

こんにちは、こんばんは。


今回はなんか変な人がでてきます。





おや・や、大きく・りまし・ね。で・力は覚醒し・いないよ・です・? 手伝っ・さし・・ま・ょう





 声が聞こえた。ぞっとしてしまうほどに冷えきった声。

 一瞬にして耳を塞ぎ込んでしまいたくなった。

 なんでこの人は温度を感じられないのだろう。

 人は生きているだけで温かくられるはずじゃないのか?

 人と人が接するだけで温かな人間関係を作れるはずじゃないのか?


 寒い。冷えている。冷めている。

 この人からはおよそ人間らしさを感じとれない。

 存在自体も稀薄だ。

 すぐそばから話し掛けられているのにすぐそこに実体があるかどうか分からない。

 恐い。この人は恐い。そもそもホント、本当に人なのか?


 気持悪さや幻の痛みを我慢しながら、視線を、その人に、向ける。

 刹那、驚愕する。



 そこには《・・・・》俺がいた《・・・・》。



 いや実際にはではないのであろう。俺にすごく似ている人のはずだ。

 だけど、そこにいたのは毎日鏡でおがむ つらをした人間だった。

 髪の色肌の色眉毛の色形目鼻の形瞳の色服装…………似ている、酷似している。


 しかし彼は俺よりも色が薄い。


 『白』を通り越してむしろ透き通っている。

 髪は透明に近い。その髪から絶えずキラキラと輝いているモノがたれながされている。さらに眩い光を放っている。まるで恒星のようだ。周囲のモノにまで影響しうるほどの明るさ。


 肌は色という概念をぶっこわしている。透明人間になれるんじゃないのか? と思えるほどに薄い。白の絵の具を十倍以上の濃度に薄められたような色。むしろ水のようだ。触れただけで弾けて消え失せてしまいそう。


 眼は俺のと違い両眼が健在している。……瞳は同じ金色でも出来が違った。俺の場合は金貨のように小さめできらきらと輝いているが彼の場合はもっとすごい。黄金の鐘。巨大な金塊を彷彿させる。なによりも重みが、質量が、格が、力が、違う。なにをもっても、到底敵わない。


 なんなんだ、この人は?





どう・し・・た・? ああ、久・振・です・・ね、少し驚・て・るのでしょう。安心なさ・。すぐに思・出させて・げますよ





 そう言った彼は、俺の傍まで寄ると片膝を着いた。

 ゆっくりと丁寧に俺の右眼の眼帯を外される。おかしい、この眼帯は取り外しが面倒なはずだ。初見でこれを外せた人は今までいなかったはずだ。市販のモノではなく完全オーダーメイド製品でちょっとやそっとでは外せないはずなのに……!


 遮るモノがなくなり俺の眼には容赦なしにさんさんと光が降り注ぐ。

 堪えきれなくなり眼を固く閉ざす。





ど・しま・た? 眼を閉ざ・・てはなに・出来ま・んよ





 そうだ! 彼女は!? 彼女は今どこにいる!

 俺は周囲確認するため、急いで眼を見開くと、



眼球にキスをされた。



 舌の先でちろちろと舐められる。


 なにが起きたか理解出来なかった。

 そして全身に身体中の隅々までに激痛が走った。


痛い痛いい痛痛いいい痛い痛痛い痛痛いいいいいい痛痛痛痛痛いい痛い痛いいい痛痛いい痛い痛い痛い痛い


 急速に火照り出した。今度は熱い。炎が身を包むような感じ。

 もう訳が分からない。


 突如、世界が歪んだ気がした。

 どこが上でどこが下かさえもう分からない。平行感覚を掴めない。今俺が座っているのか寝転がっているのかも分からない。


「ぐぎゃ************」


 俺は声を発せていたのかさえ分からない。

 そして、時間が空間が世界が、音を立てながらバリンバリンと割れた。

やっと物語が始まってきた気がします。

文章はこう書いた方がよいなどの指摘がありましたらお願いします。


この作品はパクリばかりですね……

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