第3話:少しの変化
今回もぜひ楽しんで下さると嬉しいです!!
カフェでの一件があったからか、喋ることが多くなった。
「次ってさ、移動教室だよね?」
「はい」
となにげない会話だ。
だけど福井さんは
「いつも勉強してるね!尊敬するよー」
といつも言ってくれる、そう言って貰えるのは慣れていないからか、とても嬉しかった。
だが僕は、危機感を感じていた。一人で居ることに慣れているとはいえ、入学してから友達が一人も居ないことにだ。さすがの僕でも現状が悲しかった。といっても、入学して2週間経っていた。
みんなとっくに仲良くなっていて、その輪の中に入っていって話すなんて無理だ…
チャイムがなって今日の学校が終了した。
来週にまた大きいテストがあるため、すぐに帰り
勉強しようと思っていた。
家の近くの信号まで来たときだ。
「待ってよー、白石くん!」
元気な声だなー。
「帰るの早くない?」
「来週のテストに向けて勉強しようかと」
「すごいね!私も勉強しようと思ったんだ!!」
「なら早く帰った方が良いよ」
と言い、帰ろうとしたら腕を掴まれた。
「君に教えてもらおうと思ったの!!」
「え、なんで僕??」
「だって、学年1位だよね?」
「だから私が教えて貰えば、ある程度はテスト取れるでしょ?」
と自慢げに言うのだった。
久しぶりにカフェに連行されることになった。
「それでどこが分からないの?」
「ここの問題の解き方教えて!!」
「えっと、ここはこうすると解きやすいよ」
と会話してる内にもう5時30分になっていた。
「時間大丈夫?ごめんね、無理やり付き合わせて」
「いや、そういうわけではないけど遅くなりそうだったら何か頼もうかと思っただけ」
「え、まだ教えてくれるの?」
と嬉しそうに言われた。
「じゃあ帰ろうかなー」
「待ってよ、冗談やめてーまだ教えてよー」
ふと、楽しいなと思ったのだった。
今回もありがとうございます!!
楽しんでくれたでしょうか?
是非、次回もお願いします




