第12話:今を大事に
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スーパーに向かった優樹は買い物を終えて、近くの公園に居た。
「気まずくて戻れないな…」
ブランコに座りため息をつく。
「…過去の事ずっと引きずってるなんて知られたくないな。」
すると前から誰か走ってくる。福井さんだ。
「優樹君のお母さんから聞いたんだけど、」
「そっか」
遮るように言う。
「ごめん帰る。」
「わ、私は優樹君はそんなことしないって知ってるから!私に失敗を活かせれば良いって言ってくれたよね。…優樹君は別に失敗してないけど、自分はやってないんだから気にしたらダメだよ。
だから過去の事は気にしなくても良いんじゃない?だから今を大事にしよう!」
少し肩の荷が降りて体が楽になったような気がした。
「ありがとう。確かにそうだね」
「…それでなんで私のこと避けてたの?」
怒ってる。
「僕と居るのが嫌なのかなと思って、誰と居たの?って聞かれた時顔に赤くして僕の名前出してなかったし」
「え、名前出して良かったの?」
「うん別に良かったけど」
「そうなの!?顔赤くしてたのは…秘密」
「なんで?」
「いいから秘密!」
お腹の音が鳴った。
「ご、ごめん。お腹空いちゃって」
「じゃあ店で食べてったら?」
「うん、そうする!後これから優樹君って呼ぶね」
「え、ちょっと待っ」
「早く行こー!」
二人で店に戻ったのだった。
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