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妖談  作者: 六散人
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第1話 橋

「あの橋、渡って行こうや。近道やで」

俺が言うとトオルとミワが反対する。

「ヒトシ、この橋はやばいらしいで。やめとこ」

「そうやわ。渡ったら世界が変わってしまうって、噂なんよ」


「何言うとんねん。そんな迷信信じられるかいや。行くで」

俺が渡りだすと、2人も渋々ついてくる。


「ほら、見てみい。世界なんか変わるかいや」

橋を渡り切った俺は、周りの景色がまったく変化していないのを見て、勝ち誇った気分で振り返る。


すると。

トオルとミワが変わっていた。

人外に。


2人は何故か、怯えたように俺を見ている。

俺は自分の手を見た。

俺も人外に変わっていた。

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