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流刑地幕間 人斬りと管理人

人斬りは退屈していた。本来敵対関係の第十天将こと管理人と一時的にではあるが手を組んで流刑地に入らせてもらったが、思ったよりもやることがないのである。


「な〜にしよっかね」


のんびりと昼寝をしながら考え事をしていると管理人が近づいてきた。


「退屈しているのか?」

「あー暇だ、ここは何もない」


行きたいと言ったのはお前だろ、と管理人は思ったがそれは飲み込む。


「そうかね。私は静かで好きだ」

「まあ別に嫌いではないのだが。拙者は適度に変化が欲しくなる。...そうだ、暇潰しにこの流刑地の出来た経緯を教えてくれ。」


困った奴だ、私も今は仕事が無いので別に良いが。


「この流刑地は一人の人間を核として出来ている。その人間が限界になったらまた変える、その繰り返しで成り立っている」

「ひどい話だな」

「配慮はしているとも。核となる人間は苦しまないように調整しているし、死んだ人間しか連れて来ていないさ」

「人間を使う理由はあるのか?」

「もちろん、仕事には無駄な事はしない主義でね。罪、悪意それらは大抵人間が生み出す物、例外はあるがね。核を人間にすることでそういったものは惹かれ合い、結果思い渦巻く流刑地の完成だ。まあ無くても流刑地は成立するが、効率を重視するならこれが一番良い方法だ。」


納得した様子の人斬りは満足したのかあくびをしてそのまま寝た。その様子に相変わらずマイペースな奴と思いつつも、管理者も人斬りの真似をして昼寝してみることにした。

昼寝は意外と心地よいものだった

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