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異世界転移

クラス転移の最初の空気感好き

なおその後

家を出て、自転車に乗り学校に向かう。

僕の名前は高垣壮吾。オタクで陰キャの部類に入るだろう、しかし友達が居ない訳ではない。数は少ないがアニメとか漫画の事を語り合える親友はいる。むしろ少ない方が気疲れしないので楽だ。

という風に自己紹介をしてみる。うん、中々に楽しい。

こうやって妄想していると自分が主人公になった気分になれて現実を忘れられる。

なんて考えていたら学校に着く。

朝のホームルームを終えて授業に入る。教科書を開き先生の話を頑張って理解する。

そんな普通の学生の日常が続いていた、今までは


「は?」


視界が突然暗転して、目覚めたら知らない場所に居た。何が起きたのかさっぱり...いやこれはもしかしてそう、異世界転移!

うっひょおー!!テーマパークに来たみたいでテンション上がるぜぇ!

と言いたいところだけど、正直帰りたい。家族が心配するし、何より追っている小説漫画アニメの最新話が見れない。...不味い、来て早々に悲しみで涙が出そう

ふぅー。一旦冷静に、状況を整理しよう。

周りにはクラスメイトが勢揃い、皆この状況に混乱していた。これは所謂クラス転移、というやつだろう。

そして目の前には司教っぽい格好のおっさん。これテンプレでよくあるやつだ!

当てようか、次のセリフは『勇者達よ、その力を持ってぜひ魔王を倒して欲しい』だッ。


「神に選ばれし英雄よ、よくぞ参った!」


あ、全然外した。クッソー、僕には出来なかったかぁ


「その神に与えられし力で、この世界に死を撒き散らす。『破滅龍』を討ち滅ぼして欲しい!」


ん?魔王じゃなくて龍とは、結構珍しい展開だ。もしかしたら僕の持っているテンプレ知識は通用しないかもしれない。困ったな、それじゃあ優位性が...いやこれ現実だからテンプレもクソも無いな。

ではどうやって生き延びようか。そうだ、こういう異世界系にはお約束のチート能力があるはず。でもどうやって自分の能力を把握しようか。

と悩んでいるとおっさんがそれについて説明してくれるらしい。

ステータスプレートなんてものがあると手っ取り早くて良いんだけど...司教のおっさんの説明を聞く限りそんなものは無いらしく自分でどうにか知るか、鑑定能力持ちに調べてもらうしか無いらしい。

僕達を呼び出した教国がお抱えしている鑑定能力持ちは最近になって死んでしまったらしく、現状は知る手段が無い。

なのでまずは基礎能力を鍛える為に二年ほどの訓練期間を設けられた。訓練内容は体力の向上、武器の扱い方、そして実戦経験を積ませるというもの、その過程で能力がわかれば儲けもの、教国も二年の間に鑑定持ちを探してくれるというものだった。

そして今、僕達はこの国を観光中だ。まずは拠点に慣れてほしいので、こうして自由時間が与えられたのである。

しかし現役の高校生にはこの異世界は刺激が強いので、団体行動は出来ない。

故に今、中の良い友達二人と自分三人ではしゃいでいた。

だが楽しい時間はここまでだった。

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