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プロローグ
「えーと、竹下焰君、君は死にました。」
俺の目の前で若い女性が頭を下げた。
俺は今日、トラック事故に巻き込まれて死んだ。何せ、トラックが乗用車にぶつかり、倒れたと思ったらそのまま滑るように俺の目の前に移動して俺をはねた。
……一言で言えば運が悪かったとしか言えない。それなのに目の前の女神様(?)は土下座をしていた。
「まあ、それはいいよ。死んだものは取り戻せないし。そんな事よりも俺はどうなるんだ?」
「え、ええっと、先程まで生きていた世界とは別の世界に転生する事になります……。あの、何か特殊な力とか渡せますけどほしいですか?」
「いらない。」
女神(仮)の提案をバッサリと拒否する。
別にそんなものいらないし、何より喧嘩でマシンガン使う人がいないように基本的にフェアな条件にしたいたいんだよ。
「わ、わかりました。では転生しますね。」
女神(仮)が本のようなものに書き込み初めた瞬間、俺は肉体が光はじめ、そのまま光線のように空に上がっていった。
「君に幸あれ、焰君。君は人になるかそれとも……怪物になるか。私は楽しみだよ。」