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神々の先祖と名も無き怪物

 再び光の中へと吸い込まれた男を待っていたのは噴煙を上げる火山に囲まれた溶岩の海だった。


 そこには破壊神とは違う巨大な人型の生物と怪物達が争っていた。


 神話に出て来る神々の先祖達と名前もなき怪物達の戦いである。


 神々の姿は皆、姿形は違えど神々しさがあった。逆に怪物達には禍々しい程の邪気と闘争本能があった。


 男は吼えた。自分が幽体である事も忘れ、怪物達に掴み掛かろうとする。


 しかし、実体を持たない男にとって、その行為は何もならず、ただ虚空を掴むばかりであった。


 神々と怪物達の戦いは何年も何年も続き、その戦いは熾烈をきわめた。


 男は何も出来ない自らの無念さに吼えた。


 そうする事くらいしか、男には出来なかった。


 男の意識は再び、光の中へと吸い込まれて行く。


 これが何を意味し、何故、破壊神が見せるのか……。


 男には解らなかった。ただ、あの破壊神の姿がない事が疑問だった。


 あの破壊神がいたなら、全てが終わるであろうにも関わらず。


 やがて、男の意識は再び光の中へと吸い込まれて行く。


 意識が光に飲まれる前に男が最後に耳にしたのは神々の歓声と怪物の断末魔だった。

かくて神々は大陸を作り、人々を生む

( `・ω・)キリッ

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