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瑛太にお粥と処方箋薬を口にさせると、そっと目を閉じる瑛太だった。



「悪いな……。何もないけど、まだいてくれるか?」



と、囁く瑛太に、



「ううん。いいのよ。大丈夫……?」



と、声をかけた。



瑛太は目を閉じたまま、やがて寝息を立て始めた。



薬も効いてきたのかもしれない。



静かに休んでいる瑛太を起こさないよう、そっと寝室を出た。



寝室を出ると、手持ちぶさたになり、戸惑った。



また寝室に戻る勇気はない。



有架里は隣の部屋へ行ってみた。



ピアノを理由に、もっとここにいたかったのだ。



理由もなく男性と二人きりでいられる余裕など全く無かった。



廊下の絨毯も防音になってる気もするくらい、静かだった。



バイオリンには目をくれず、ベーゼンドルファーの蓋を開ける。



ピアノを選んだのはちゃんと理由もある。



ベーゼンドルファーに触れたことがないことだ。



もう一つ、大きな理由といえば、バイオリンにしてしまうと、瑛太の息遣いや汗を感じてしまいそうで怖かったのだ。



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