表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アニキの世界  作者: 伯爵腐人
6/8

アニキと女子力

 女子達の領域、甘いスイーツが人気のお洒落なカフェ。


 電柱の影から、華やかな店内を羨ましそうに眺めるのは……サブ?


「ああ、ぬいぐるみいっぱいで可愛いお店! あんな所でパフェとかパンケーキとか! 俺も食べたいぜ!」


 そう、筋骨隆々で角刈りのサブですが、こう見えてオトメン! 甘い物と可愛い物が大好きなんです♪


 サブ、カフェに入りたいなら、入ってしまえば?


「で、でも俺、マッチョだし、海パン一丁だしよぉ……。こうなったら、上着を着るしか!?」


 だ、だめぇ!?

 海パン一丁が、貴方達の存在意義でしょう!?


「HAHAHA、可愛い悩みだなベイビー?」


「あ、アニキィィーッ!!」

 ウホッ、今日も良い筋肉!

 宇宙皆のアイドル、アニキの登場です!


「サブ、お前の筋肉は十分にプリティーさ! 恥ずかしがることなんて無ぇゼ!」


「けどアニキィ! あの女子空間、俺達とは世界観が違い過ぎるゼ!」


 むむ、確かに同じ生き物には見えないかも知れませんが?


「大丈夫だ、信じろ! 美しい筋肉の前では、性別なんて些細なことだゼ!!」


 oh、セクシー♪


 マッスルポーズで、アニキ堂々と入店!


「きゃーっ、なんて素敵筋肉♪ 白馬の王子様みたい!?」


 女の子達の黄色い声!

 王子様と筋肉って結び付きませんけど……アニキの肉体美の前には小さなことですね♪


「さすがだぜアニキィィ! カフェ中が虜になってやがる!?」


 ふふ、真の肉体美は、男女別無く魅了する! アニキには、また教えて頂きましたね♪


「さぁ、サブ。お前も来いよ! 真夏のスイーツタイムと洒落込もうゼ!!」


「やったゼ、これでアニキと、パフェのあーん♪し合いっこが出来る! 今行きますゼ、アニキ! アニキィィーッ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ