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私の事を知らないあなたへ―田中優奈視点

作者: 桂まゆ

この物語は、春野天使さま主催の「グループ小説」の一部であります。かつて、書く人によって視点が変わる小説を書こうという企画がありました。当初、私は「田中優奈」という少女を書く予定でしたが、代打で主人公「ジェシー」を書く事になり……「田中優奈」ジェシーと幼馴染説を捏造した記憶がはっきりあります。(笑)

これは、その時にエピローグ的に書こうと思っていた物語。UPするに至らなかった理由は、もう忘れました。(自爆)

ずいぶん前に書いたものですが、よろしければ読んでいただければ幸いです。

「砂漠の薔薇」「グループ小説」「見つめる先に」で検索すれば、他の皆様の作品を読むことができます。

「ジェシーくんの、エッチ」

 それが幼い私とジェシーとの別れの言葉だった。

 幼なじみのジェシー。

 アメリカ人なのに、日本語がとても巧みで。顔も可愛いし、性格だって……とても良い子だったのだけど、小学校では浮いた存在だった。

 きっと友達は私を含めても少なかったんじゃないなって、思う。

 ビー玉みたいな蒼い眼が近寄りがたいって、明美が言っていたっけ。

 そんなことないよって、いい子だから仲間に入れてあげようよって、行事がある度に言っていたような気がする。

「そうだ、運動会の混合リレー。ジェシーくんに出てもらおうよ。足、早いんだし」

 ジェシーの前の走者は、私の予定だった。

 みんなで、たくさん練習した。でも――その運動会に、私は出場することはなかった。

 その年の夏休みに、転校することになったから。

 両親の離婚と、引っ越し。しおれる私の手を取り、ジェシーはとても真剣な顔で告げたのだ。

「see you」

 聞き直すと、今度は日本語で「また、会おう」って言ってくれた。

 とても、嬉しかったのを覚えている。

 だけど。

 ジェシーの唇が手の甲に触れた途端に、私の頭の中は真っ白になった。

 その瞬間に、無意識に手が出ていたのだ。

「ジェシーくんの、エッチ!」

 そう告げて、頬をはたいた。

 彼が、呆然とした顔で私を見ていた。



 ――あれから、もう五年になるのか。



 以来、すっかり男性不信になってしまった私が、二度と会うこともないと思っていたジェシーと再会したのは、今年の四月の事だった。

 私立桜花学園高等部入学式。

 ひときわ目を引く彼を見て、すぐに解った。

 可愛かった男の子は、びっくりするほどの美少年に成長していて。みんなの注目の的だった。同じクラスの子達に囲まれて、とても素敵に笑っていた。その笑顔は眩しい程で。

 だから。

 声をかけることもできなかった。

 私、田中優奈。桜花高校一年B組。

 親友の志保からは、よく気が強いと言われる。さばさばしていて、気持ちが良い性格だと羨ましがられているのだけど、実は志保が思う程ではない。

 言いたい事は言っちゃうけど、後悔する事だってよくある。特に志保に至っては、中学三年間で三回は泣かせた。言い出せば、「とことんまで」言ってしまうのが、私の悪い所だった。

 桜花学園には中等部から在籍していたが、高等部に進学を決めた理由は、もちろん国立大学を目指しているからだ。

 国立大学の法学科に入学して、司法試験に合格して……まだまだ、勉強は続くのだ。名門校に入れたからって、油断してはいられない。

 昔は、もっと夢があったんだけどな。

 そんな事を思いながら、そっと音楽室の扉を開ける。昼休みのここは、私だけの安らぎの場所。

 ピアノの鍵は、いつもの場所。

(いつでも、練習していいのよ)

 そう言って、先生が合い鍵の保管場所を教えてくれた。

(田中さん、ピアノ上手なのね。コーラス部に入らない? 田中さんには役不足かも知れないけど、伴奏を探しているの)

 そんな誘いをきっぱりと断ったのも、四月の事。

(家が遠いので、部活は出来ないんです)

 と、言うのはただの建て前。

 コーラス部の伴奏なんて、自分にとっては役不足だという奢りも確かにあった。それ以上に、そんなことをしている場合ではないという逼迫した思いも。

 だって、あいつは部活掛け持ちまでしてるのに。

 ぐっと、唇を噛みしめる。

 五年ぶりに再会したジェシーは、ものすごく格好良くなっていた。

 さらさらの金髪の彼は、昔からずるいと思うぐらい可愛かったけど、高校生になったジェシーはほとんど犯罪だ。

 成績優秀、スポーツ万能、背も高くて、しかも美形ってどういう事よ。

 私なんか、小さい頃から何かの為に何かを諦めてばかり。

 ピアニストを夢見ていた小学生の頃、絶対にバレーボールはしなかった。指を痛めるのが、嫌だったから。

 受験の為に、今度はそのピアノを捨てたのに。

 部活を掛け持ちしながらも、成績は学年トップテンの上位に入っている。きっと、あいつは何かを捨てなくても、望むものを手に入れることが出来るのだろう。

 そう考えて、ものすごく嫌な気分になった。

 あいつが、本当にいい子だと、一番解っていたのは私だった筈だ。そう、小学生の頃は。

 部活の掛け持ちだって、「どうしても」と頼まれたら嫌だと言わない、優しい性格のせいだろう。それぐらいは想像がつく。

 私の事なんか、忘れていると思っていた。

 でも。

「ユーナ?」

 彼が私に気づいたのは、入学してから一週間も経った頃。

「優奈だろ? 覚えてない? ボクの事」

 忘れられるわけがないでしょ。あんなに強烈な別れかたをしたのに。そう言いたかった。でも、できなかった。

 あどけない表情で、親しげに話しかけてくる、ジェシー。自然、視線が突き刺さる。私は小声でジェシーに告げた。

「ジェシー……くん、名前で呼ぶのやめてよ」

「どうして?」

「いいから。それに、人前で話しかけないで」

 ジェシーが悪いわけではない。ただ、彼は目立つのだ。

 桜咲く園の王子様だとかなんだとか。入学したての一年生たちのアイドルになってしまった、ジェシー。

 私はそんなジェシーに近づかないようにしながら、ひたすら自分の道を歩き始めた。君子危うきに近寄らず、だ。



「でも、本当は嬉しかったんじゃないの?」

 からかうようにそう言ったのは、琴音さん。

 琴音さん――ママの事なんだけど、ひとりっ子の私はお姉さんが欲しくなった時、ママの事をそう呼ぶ。私が「琴音さん」と呼ぶと、ママはお姉さんのように相談相手になってくれるのだ。少し前から、それは二人だけの秘密の約束。

「ジェシーくん、格好良くなっていたでしょうねぇ」

「うん。それはそれは、卑怯なぐらいにね」

「卑怯?」

「だってあいつ、成績優秀、スポーツ万能。おまけに背は高いし、イケメンだし」

 神様に、贔屓されている。

「ずるいよ、望んだものは何でも手に入るんだよ」

「優奈ちゃんも、ピアノ続けていいのよ」

 そう言って寂しそうに笑う、琴音さん。

 私は小さく首を振った。

 分相応。そんな言葉を私は、もう知っている。かつて、私と同じ夢を描いていた琴音さんと同じように。

 ジェシーみたいに、望んだものが全部手に入る人間とは、違う。志保みたいに、可愛くもない。

 だったら、自分の進む道は今から絞っておくべきだ。そして、ピアノを趣味で続けていられる自信がない。好きな事には、どうしてものめり込んでしまうから。

 私がそう言うと、琴音さんはピンと私の額をはじいた。

「やりたいこと、やればいいのよ。優奈ちゃんはまだ高校生なんだから」

「今、やりたいことをやるのも大事だけど、なりたいものに近づくのも大事なんです」

 きっぱりと言い切って、自分に言い聞かせる。そう、琴音さんと話すと今の自分をちゃんと、振り返る事ができた。

 そんな琴音さんにも相談できない事ができてしまった。

 親友の志保が、ジェシーに一目惚れをしたのだ。最近ではものすごく、重傷。気がつけば、潤んだ目でジェシーだけを追っている。

 ちゃんと話をしたこともないのに、どうしてそんなに好きになれるのだかと私は思うのだけど。だから、話しかけるとかしてみたらと言うと「優奈みたいに強くないもの」と、しおれる。

 志保は、ミーハーなタイプではないので、これはもう一途に思い続けてしまっているのだろう。

 だから、ジェシーを呼び出した。



「ジェシー……くんは、志保の事をどう思っているの?」

「どうって? 好きか嫌いかって事?」

 困ったように、ジェシーが私を見る。

「ボクは、ゆ……田中の事は良い所も悪い所も知っている」

 なんだそれ。私に悪い所があると言いたいのか。お前は。

 言いたいのを、ぐっと、我慢する。

「でも、その、志保さん? 好きか嫌いか答えられる程、その子の事は知らないし」

「それは、セッティングしたらちゃんと話を聞いてくれるって事?」

 この辺りは、幼馴染の特権だ。

 だが、ジェシーが小さく嘆息した。

「あのね、田中。その子がボクとつき合いたいって、そう言ったの?」

「それは……」

 志保なら、言うだろう。「そんなんじゃない」って。「私は、今は見ているだけでいいの」って。

 目をキラキラさせて。

 それが、見たくないからこうやって直談判しているっていうのに。

「だったら、それはお前のお節介なんじゃないの?」

 言葉に、詰まる。この、私が。

「ジェシーくんって、本当に冷たいんだね」

 私らしくもないセリフだった。

 それを吐き出して、逃げるようにその場を去った。



 ご飯も食べられないような、志保。

 ジェシーに言われた言葉を途中まで伝えただけで、悲壮な顔をして帰って行った。

 学園裏サイトの書き込みに気がついたのは、今朝の事だ。

 「私の事を知らない貴女へ」という、ジェシーに宛てられた書き込み。すぐに、志保だとぴんと来た。

 だって、ジェシーに「知らない」と言われて落ち込んだ志保が学校を休んだのは、その一日前の事だったから。

 だから、私はその記事に返信した。このままでは、彼女がつるし上げられそうな気がしたから。

「ジェシーなんか所詮、絵に描いた餅ですよ。どんなに素敵に見えても、彼は小さな頃に女の子にキスをして、ビンタをもらうような子です。もう少し、ちゃんと現実を見てみませんか?」

 案の定、つるし上げを喰らったのは、私の書き込みの方だ。

 延々と伸びるツリーの中身は、五パーセントがスレ主に共感、十パーセントがスレ主への「暗い」という批判。残りは全部、私への暴言だった。

 「死ね」って、何度書かれたのか。数える気にもならないから放置しておいた。


 大きく息を吐いて、鍵盤に触れる。

 幻想即興曲。大好きな曲だ。この曲が弾けなくなる日が来るのが怖くて、こうやって学校で練習させてもらっているのだ。

 その間だけ、私は自分だけの世界に浸れる。

 現実に追いまくられる田中優奈ではなくて、綺麗な音を奏でる楽器の一部になる。

 そう、私はこの音を奏でるのが好きだった。

 扉が開く音にも気づかずにピアノに向かっている私の背後から、鍵盤を叩いた人がいた。

 驚いて振り返る。C組の女の子……ジェシーの「側近」だ。

「田中って、あんた?」

 目をつり上がらせたひとりの女が、私を挑むように睨んでいる。

 その後ろには総勢五人の女子。

「だけど?」

「あんたでしょ? ジェシーの幼なじみって」

「だから?」

 少しうんざりと答える。

 そうだ、入学式の後でジェシーに話しかけられてから、連中のチェックはとても厳しい。呼び出したのがばれたのかも知れない。

「あの書き込みも、あんたでしょ?」

 その質問には、さすがにどきりとした。「死ね」という文字ばかりが伸びていた、スレッド。

 小さく、唾を飲み込む。

「だったら?」

 いきなり、頬をぶたれた。

「幼なじみだからって、いい気になってるんじゃないわよ」

「別にいい気になってないわよ。私、ジェシーに興味ないもの」

「だったら、なんであんな事書いてるのよ」

「自分は、私たちが知らないジェシーを知ってるって、自慢したいんでしょ?」

 それは、と言いかけて口ごもる。

 志保の事は、絶対に口には出来ない。

「馬鹿みたいな書き込みがあったから」

「あの、暗いやつねー」

「私の事を知らない貴方へ」

 そう言って、女たちはげらげらと笑っている。

「そういうあんたたちは、ジェシーの何を知ってるのよ」

 「私の事を知らない貴方へ」志保はそう書き込んだ。志保だって同じだ。ジェシーの何を知っていて、あんなに夢中になれるのか。

「馬鹿みたい。たかが高校生にきゃーきゃー騒いでさ」

 もう一度、頬をぶたれた。ぐっと、包囲網が狭まる。

「むかつく女」

 やばいな。

 思ったけど、逃げられない。 

「顔は、駄目だって言ったじゃない」

 そんな声が遠くに聞こえる。くすくすという、笑い声。

「ピアノ、上手だったよね」

 にっと、酷薄な笑みを浮かべる顔。誰かが、私の手を掴んだ。

 嫌だ、指だけは。

 右手の高々指に圧力が込められる。

 声を上げるが、防音設備の整った音楽室。私の声なんか、誰にも聞こえない。

 心の中で、助けを呼ぶ。


「ちょっと、うるさいんだけど」

 音楽室のドアが開いた。

 振り返った連中の顔が凍る。

 F組の、中島さん。

 服装がだらしない事、髪の毛だって脱色しているし、マニキュアだって塗っている。そんな彼女がどうしてこの進学校へとか思っていたけど。

「ここ、あたしの休憩場所なんだ。静かにしてくれないかな」

 その後ろから、にゅっと顔を出したのは同じF組の早坂くん。典型的な、不良。

 いつも不機嫌で、当り散らしている印象がある。

 私にとっては、苦手な二人で。もちろん、彼らを苦手と思うのは私だけじゃなくて。

 誰かが「ひっ」と叫んだ。

 それをきっかけに、ジェシーの「側近」たちが蜘蛛の子を散らすように、逃げ出して行く。私はどうして良いのか解らないままに、立ちつくしていた。

「いつもの、ピアノの人はあんただったのか」

 中島さんがそう言って笑う。

「邪魔しちゃったねぇ。続けて良いよ」

「あの」

 いえ、その。無理ですから。いま、そういう心境にはなれなくて。

「ああ、本当に気にしないで続けて続けて」

 早坂くんが、中島さんの耳元でぼそっと呟く。

「中島。どこか傷めたのか心配してるなら、そう言えよ」

 聞こえているし。

 でも、それで改めて両手の指を動かして、ほっとした。

 普通に、動く。

 ほっとしたら、立っていられなくなった。

 膝はがくがくとしているし、涙は零れてくるし。最悪だ。

「ちょっと、大丈夫?」

「だいじょうぶ……」

 しゃがみ込んだ私の背中を、中島さんがそっとさすってくれた。

「王子にも、困ったもんだね」

 そう言って、中島さんが苦笑する。

「取り巻きはもっとしつけておくように、ちゃんと言っておきなよ」

「ジェシーとあの子達は、関係ないもの……」

「関係ないって……」

 そう、ジェシーだって迷惑に思っている筈。

 だから、ジェシーに相談なんかできない。でも、涙が止まらない。

 怖かった。ものすごく。

 その時。


「ユーナ!」

 駆け込んで来たのは、ジェシーだった。

「あ、あたし達がいじめたんじゃないよ」

 慌てて告げる中島さんに、ジェシーが頷く。

「うん。中園さんに聞いて、飛んできたんだ。君が教えてくれたんだね。ありがとう」

「別に、いつも昼休みの音楽鑑賞をさせてもらってるからね」

 その言葉には何の飾りもなくて。

 さっきも、中島さんは「いつものピアノの人」と、普通に言っていた。

 だから。

「ごめんなさい」

 やっと、お詫びをいう事が出来た。

「何? 謝られるようなことなんかしてないでしょ?」

「したから」

 私は、数日前にこの人を「不良」だと呼び「悪いもの」だと決めつけた。

 その時に、私を諭してくれたのが、中園さん。そう、私は知っている。

 その人こそが、ジェシーの思い人だって。

 見てみないふりをしていた。

 でも、私はずっと、彼の事を見ていた。そう、誰よりも知っていた。


「大丈夫? 優奈」

 そう言って、ジェシーが私の体を支えるようにして起きあがらせてくれた。

 久し振りにジェシーの顔をアップで見て。

 思わず彼を突き飛ばした。

「田中?」

 突き飛ばされたジェシーは、きょとんと私を見ている。

「顔が、近い!」

 顔を真っ赤にして、私は叫んでいた。

「日本人はシャイだって聞いていたけど、田中の場合はシャイというより凶暴だよな」

 中島、早坂の二人がぷっと吹き出す。

 そもそも、誰のせいで。

 そう思ったら、何故か涙が出てきた。

「ごめんね」

 そんな私に、ジェシーはもう一度あやまってくれた。


 その後、中園さんやジェシーのお友達の国分くん、早川くんたちもやってきて。

 夏休みに、みんなでキャンプに行こうという話になった。

 国分くんが顔を真っ赤にして、「良かったら津田さんも誘ってくれる?」と言ったので、

「自分で誘えば? その代わり、責任は自分で持て」

 と、答えておいた。

 高校生活三年間。何だか楽しくなりそうだと、思った。

ずいぶん前の企画を引っ張り出してしまい、申し訳ありません。

「小説家になろう」の「投稿前小説」のところで忘れられていたものを引っ張り出しました。


このころの自分。ひどく落ち込んでいた理由がありました。

多分、「屁」みたいな理由だと、広言は出来ないのですが。


しかし、ずっと眠らせていたものを、今になってUPすると……なんか、しょっぱーい。

解っていて、UPします。

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― 新着の感想 ―
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