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第36話 六大公

 ストラスから次の悪魔の話しを聞いたその日、パソコンを開いて実情を調べた。国の名前と麻薬で検索したら沢山の記事が一瞬で引っかかる。内容は全てストラスの言っていた通りだった。

 自分が今まで経験したことも想像した事もない、本当に起った事件なのか疑ってしまうような物ばかりが書かれていた。



 36 六大公



 『現実は小説よりも奇なり。まさしくこの事ですね』

 「ストラス……」


 いつの間にか部屋には入っていたストラスが隣に腰を下ろす。パソコンの液晶には事件の主犯格の男の写真が写っており、この写真だけを見たら、この男が犯罪者だなんて誰も思わないだろう。化け物のような容姿はしておらず見た目は普通の男性だ。こんな人が何百人という人を殺したんだ、信じられる訳もない。


 長時間見ることができずパソコンを閉じる。


 日本の物と違い、あっちの国のニュースは死体がモザイクなしで普通に載せられているのだ。体をバラバラに裂かれた写真がアップで出てきた瞬間、呼吸が一瞬止まった感覚すら感じた。


 ストラスの言っていたことは本当だった。十代の子供が暗殺者として動いていると言う記事を見て背筋が凍った。もう何がなんだか分からない。


 たしかにこんなドロドロした世界は悪魔なら大好きそうだ、どんなに人を殺しても咎められないんだから。絶対に危険な悪魔がいるに決まってる。


 「悪魔は特定できてんの?」

 『はい』

 「どうしてさっき言わなかったんだ?」

 『そうですね。大物でしたので、明日にマンションで説明した方がいいかと思いましてね』

 「教えてよ」


 どっちだって一緒じゃないか。今日知るか、明日知るかの違いだ。


 そりゃあ嫌な事を聞かされるんだから、今日より明日聞く方が、今日という日を楽しく過ごせるんだろうけど、結果としては時間が少し遅くなるくらいだ。今更どうって事はない。


 教えてくれと言ったらストラスは少し何かを考えた後に頷いた。でもどうしてこんなに渋るんだろう?そんなに危険な奴なんだろうか。いや、悪魔なんかほとんどが危険な悪魔だ。いい奴だって思ったのなんか数えるほどしかいない。


 『今回の悪魔は序列七位のアモン。ソロモン七十二柱の六大公の一匹です』


 遂に来た、そう思った。

 ソロモン七十二柱の中でも最強と言われてる悪魔、六大公。その一匹を遂に見つけたんだ。少し肌寒くなってしまった空間で、じとりと手に嫌な汗をかく。大物とのご対面って訳だ。


 「強いん、だよな……」

 『ええ、破壊神アモンと言われているほどですからね。拓也、今回澪は強制的にメキシコに連れて行きます』

 「え?」

 『アスモデウスの力がなければアモンを倒す事はできません。パイモンとヴォラクだけでは厳しいと思います』


 そうか、澪はアスモデウスと契約している期間がまだ短い。契約石に澪のエネルギーは貯蓄できてないはずだ。メキシコは日本から遠い、そんな距離を澪と離れたらアスモデウスは澪からエネルギーを貰えず行動ができなくなってしまう。


 でもそんな大物を相手にしなくちゃいけないのに、澪が強制だなんて……澪に何かあったらどうするんだよ!


 「だけど澪が危険な目に遭うかもしれないだろ!?」

 『分かっています。ですがパイモンとヴォラクがいても勝てない相手なのです。私たちは悪魔フォカロルに完敗した。アモンはそのフォカロルよりも上位の悪魔なのですよ』


 眩暈がした。あの時、俺達はフォカロルに手も足も出なかった。パイモンもヴォラクもヴアルもいて……向こうだってフルフルとフォルネウスを連れていたから三対三だったけど、それでも全く歯が立たなかった。


 あいつによって俺は地獄に送られて、中谷は殺された。そんな奴よりも上位の悪魔だ、同じ六大公の一匹であるアスモデウスがいてくれたら、そりゃ心強いけど……でも澪だって危険に晒される。


 肯定の返事をしないことにストラスは肩をすくめ、部屋から出て行ってしまった。外からは直哉の声がする。


 「兄ちゃんどうかした?」

 『少し色々あったみたいです』

 「ふぅん……」


 扉に視線を送ったら、外にいた直哉と一瞬目が遭った。何も悪い事してないのに、なぜか直哉をまっすぐ見れなくて視線を逸らしてしまった。直哉はそれに対して何も言う事はなく、ストラスと部屋から離れていった。


 一人部屋に残されて考える。怖い、な……行きたくないな。


 そんな怖い所に行って危険な目に遭うのも嫌だし、このパソコンに書かれていた情報と同じような光景を目の当たりにするのも嫌だ。関わらなくていいのなら関わりたくない。


 汚い物は見たくない、耳を塞いで篭りたいけど、ストラスはそれを許してくれない。


 「どうしよう……」


 ***


 次の日、学校帰りに光太郎と澪と三人でマンションに寄る。光太郎には昨日の段階で連絡は入れていたけど、澪には結局怖くて伝えられないままだった。だから光太郎は今日マンションに行く意味を知ってるけど、澪は知らない。


 随分仲良くなったらしい、アスモデウスとヴアルの三人で遊びに行った話を聞いていると、正直複雑な気持ちになる。


 例の件があるせいか、澪はアスモデウスを特別視しているし向こうだってそうだろう。澪が恋人だったサラの子孫だからって言うのが大きな理由だけど、それ以外にも何かあるような気がしてならない。


 だけどそれを澪に直接言う事ができず、結局は澪の話に相槌打ったり、光太郎をどついたり、いつものノリでマンションに向かった。


 「悪魔の話聞きに来たんだけど」

 「いらっしゃい。その様子だと、詳しい話も聞いてるみたいだね」


 セーレは少し苦笑いをして俺達をリビングに迎え入れた。何も知らない澪は不安そうな表情をして、その後ろを歩き、俺達がソファに腰掛けたのを見てセーレは資料を手渡した。昨日調べたマフィアの事、今の国の現状、悲惨さ。文字を読んでいるだけなのに気分が悪くなる。


 「もうストラスから聞いてるんだろうけど今回の場所はメキシコ。今も麻薬戦争と呼ばれる紛争が起こってる地帯だ」


 麻薬戦争……昨日調べただけの情報しか持ってないけど、たった一日であれだけ恐ろしい事件を知った。無機質な文字が並べられただけの文章なのに、背筋に寒気が走る。その実態を見に行かなきゃいけないかもしれない。相手が一般人ならいいけど、もしこのマフィアの一員だったら……そう思うとどうしていいかわからなくなる。


 この話を澪に聞かせるのは気が引けたので、ヴアルが気を利かせて澪をアスモデウスがいる部屋に連れて行った。あいつもまだ本調子じゃないみたいだからここにはいないらしい。


 憂鬱なのは俺だけじゃない、光太郎も多分麻薬戦争のことは聞いた事があるんだろう、顔を真っ青にしてる。


 「それって俺達が行かなきゃ行けないって事?いや、無理でしょ……あそこはマジで洒落にならないよ。本当の無法地帯じゃん。事件の詳細見る限りカルテルの動きが活発化してる地域が対象だよな。絶対にカルテルの関係者だろ」


 そう、メキシコの事件と言うのは十数年続いていたマフィア同士の睨み合いが落ち着いたと言う内容だった。ずっと殺し合いをしていたのに急展開を迎え、休戦協定を結んだらしい。でも、片方のマフィアに有利すぎる内容での協定に不利な条件を飲んだマフィア側の反発はすさまじく、内乱も起こっていると言うものだ。


 これだけでは悪魔だと断定できないけど、ストラス達は事件を調べてメキシコに調査をしに行った際にアモンの魔力を感じたんだそうだ。


 「詳しい事は分からない、調べてみなきゃ始まらないからね。だから君達は俺達から絶対に離れたらいけない。これは忠告じゃなくて警告だ」


 普段温厚でにこやかなセーレが緊張感が走ったような表情で脅してくる。もうそれだけで普通の場所に行くんじゃないんだって事を実感した。それに今回の悪魔は……俺達が手も足も出なかった悪魔フォカロルよりも上位の悪魔。


 七十二柱でも最強の力を持つ六大公の一匹なんだ。


 「む、無理だって……そんな所行ける訳ないじゃん。洒落になんないって。俺、昨日調べたんだ。ヤバい写真いっぱい出てきてさ……そんなこと平気でする奴の所に行くんだろ?そんなのできっこない!怖いし無理だよ!」

 「光太郎、でも逃げる事はできないんだよ。悪魔を全て地獄に戻すことを願うのなら避けて通れない道だ」

 「俺は絶対に行けない!危険な場所なんかお前たち悪魔だけで行けばいいだろ!?」


 光太郎が罵声を浴びせ、セーレもストラスも困ったように眉を下げ、こちらに視線を送るだけだ。でも行きたくないのは俺も同じで、光太郎をいさめずに黙っている俺も同じ気持ちなんだろうと言うことを理解した二人は黙ってしまった。


 普通の場所に行くんじゃないんだ、殺されるかもしれない場所に行くんだ。当たり前のように言わないで欲しい。俺と光太郎はセーレたち悪魔と違って、そんな危ない場所にすぐに行こうなんて決意はできないんだよ。


 「まあいいだろう。契約石のエネルギーが溜まっている状態ならば、一時的になら主たちと離れていても行動はできる。俺達だけで行くしかないのかもな……ですが主、澪は借ります。それで良ければ光太郎とお逃げになってください」


 会話に参加しなかったパイモンが急に辛辣な言葉を浴びせてくる。

 

 契約石はそれぞれの契約者から行動に必要なエネルギーを吸い取っている。戦ったり、傷の治癒等をしたら膨大なエネルギーがいるんだけど、普段の行動程度なら大した量のエネルギーは必要ない。それでも契約石は契約者からエネルギーを吸い続ける、そして使わないエネルギーは契約石に溜めておく事ができる。


 その溜まったエネルギーを一気に吸い込めば、悪魔は契約者とエネルギーが届かない距離にいても一時的に動けることができる。


 パイモン達はそれを使って俺達を日本においてメキシコに調べに行くつもりなんだろう。でも……


 「なんで澪だけ……」

 「アスモデウスの契約石にはまだエネルギーが溜まっていません。澪と離れ離れになればアスモデウスは動く事もできない。あいつとヴアルが戦力になる以上、澪も強制的に連れて行きます」

 「で、でも俺たちが行かないなら澪だって……」

 「今回の悪魔は六大公の一角アモン、今までの悪魔達とは格が違う。こちらも万全の状態で挑む必要があります」


 理屈は分かる、だけど澪だけを危険に晒すのは許せない。

 納得がいかない顔をしてたんだろう俺にパイモンはため息をついて冷めた視線をこっちに向けた。その視線が怖くて目をまっすぐ見ることができず、俯いてしまった。


 「貴方は、今回の件をどう思っているのですか?」


 その言葉にすぐに答えることができなかった。パイモン達を怒らせるってことが分かっていたから。


 悪魔を地獄に戻さないといけないのは分かっているけど、俺達は安全な場所で待機して皆だけで行って来てほしいなんて、流石に口に出すのは気が引けた。


 答えない俺にパイモンは面倒そうに溜息をつく。


 「貴方は最後の審判を止めたいのではなかったのですか?人類の滅亡を天使と悪魔から。私たちは貴方と契約した事により貴方の契約条件に従い、ルシファー様たち悪魔を裏切り、裏切り者の汚名を浴びた。貴方にもリスクがあるでしょうが、私たちもリスクはある。セーレにあのように言うのは止めてもらいたい」

 「そ、それは悪かったよ。でも今回は場所が違うんだろ?悪魔だってフォカロルより強いんだろ……勝てっこないよ!他の所から行こうよ!俺たちがもっと強くなってから挑めばいいじゃん?まだ時間はあるんだろ?」


 パイモンから言われた鋭い言い方に恐怖があふれ出して、子供が駄々をこねるかのように大声を張り上げて言い返した。セーレとストラスが目を丸くして、シトリーは無言でそれを見ており、俺を助けてはくれない。


 「強くなる、とはどの程度ですか?貴方が一人で悪魔を倒せる程度ですか?何百年後ですかね」

 「そ、そうじゃなくて……心の準備が」

 「心の準備?ハッキリと言っておきます。一か月の猶予を与えても貴方の回答はきっと変わらない。いつまでも逃げる言葉を口に出し、不平と不満を私たちにぶつけてくるだけだ。比較的安全域で見ているだけのくせに、俺達を使役して危険な願いを遂行させておいて、まだこれ以上俺達に口を出してくるのか?」


 パイモンの怒りを隠さない声に俺と光太郎の肩が跳ねる。今までなんだかんだ言ってもこっちの意思を尊重して従ってくれていたパイモンが、吐き捨てる様に乱暴な言い方で怒ってきたのが怖くて仕方がなかった。


 不機嫌を顔に出して睨みつけてくるパイモンは見た目が綺麗な女の姿だけど、威圧感がありありですごく怖い。


 「で、いつまで待てばいいのですか?回答は?期限があるのならこちらも融通を利かせましょう。早く答えてください」

 「パイモン、もういいだろ」


 セーレに諌められて、パイモンはバツが悪そうな顔をしてソファに乱暴に腰掛けた。怒られた事と、それでも納得ができない事と、気持ちを汲んでもらえなかった事がグチャグチャになってジワリと目に熱くなる。


 水滴が落ちないように頑張ったけど、一度落ちてしまえば止まる事はなく、ボロボロ涙が零れ落ちて止める事ができなかった。


 死にたくないのは当たり前だ。どうして自分たちだけ戦わなくちゃいけないんだ。俺達がこんなに苦しくて思いをしてるのに、地球に住む全ての人達は俺達の苦労を知らない。それがとても歯がゆくてイラつく。


 なんで顔も名前も知らない人たちを助ける為に、こんなに怖い思いをして怒られなくちゃいけないんだろう。理不尽だ。


 「まだ今日行くって決まった訳じゃない。もう少し考える時間が必要だったね……ごめんな」


 俺達に当たられたのにセーレが優しく話しかけてくれたが、明らかに気を使ってるのが分かる言い方に更に気まずくなった。

 この場に居たくなくて、こんな顔を澪に見られたくもなくて、先に帰ることだけを伝えてくれと頼んで光太郎と二人で逃げるように玄関に向かう。パイモンは何も言ってこなかった。


 ***


 ストラスside ―


 「最後は喧嘩別れかよ。いや、公開説教か?人の契約者になんつーこと言うんだよ」


 拓也たちが居なくなり静寂が訪れた空間を破ったのは今まで黙って話しを聞いていたシトリーでした。光太郎と契約をしている彼はパイモンの責め立てる言い方に若干戸惑いを感じていたようで、おちゃらけた発言で場を和まそうとしたようですが失敗し、気まずそうに頬を掻いた。


 「あれぐらい言わないと分からないだろう」

 「ま、そこは違いねえ。けど、ありゃー暫くむくれるぜ。なんで俺の気持ちわかってくれないの?って顔してたからよ」

 「俺は気にしてないよ。心配は嬉しいけど、流石にあそこまで言う事は……」


 セーレにも言われてパイモンは居心地悪そうに舌打ちをした。でもパイモンを責めないのは彼が本気で拓也たちのために動いているからだ。アモンと戦うことはパイモン自身も大きな負担だろう。アスモデウスがいるとはいえ、自分より格が上の悪魔に勝負を仕掛けるのだ。


 しかも拓也を守りながら戦うと言うハンデも背負っている。一番負担が大きいのがパイモンだからこそ、私たちは拓也の味方をできなかった。


 「分かっている。だがいつまでもダダが通る状況ではない。こちらが譲歩すれば本当にあれは棚にあげるぞ」

 「お前の負担がクソでけえからなあ……正直悪いとは思ってるよ。俺もそんなに戦闘では役に立たねえし、どうしても一番危険な役回りをお前に押し付けちまってる部分がある。お前は覚悟決めてくれてんのに、拓也がお前の覚悟をああやって無下にするの見てると、俺も正直歯がゆくなるよ。ただ、光太郎に関しては最後まで俺に面倒見させてくれよ。お前に迷惑はかけないからよ」

 「好きにしろ。元々光太郎の面倒を見る気はない」

 「へっ!そう言って面倒見るのがお前だよ。分かりづれえ奴。拓也と光太郎は俺からもフォローしとくから、あんまへこむなよ」


 パイモンに励ましの言葉を送った後、バイトの時間だからと言ってシトリーは部屋を出て行きました。

 残された私たちの間には気まずい空気だけが漂っています。何かを言えればいいのですが、気の利いた言葉が見つからない。私もまだまだ未熟ですね。


 「少しはお前が説教しろ。甘やかしすぎだ」

 『う、申し訳ない。どうしても可愛い孫のように感じてしまって強く言えないのかもしれません。貴方にはいつも迷惑をおかけして……』


 あら?なんだか私が拓也の保護者のようだ。


 パイモンは私が深々と頭を下げたことに「お前は保護者なのか」と私と同じ意見を口にし、隣にいたセーレが噴き出して笑う。なんでしょうね、私達三人、拓也に振り回されてお互い交流がなかったのになんだか今はとてつもなく親近感を感じますよ。


 『拓也のフォローは任せてくださいね。このストラスが拓也のメンタルケアを最後まで引き受けますとも』

 「じゃあ俺はパイモンのメンタルケアをしてあげるよ。ストレス溜まってそうだからね。なにか食べたいものあれば作ってあげようか」

 「子ども扱いするな。焼肉にしてくれ」

 「パイモン意外とこってり好きだよな。じゃあ今日は焼肉にしよう。ヴォラクも喜ぶよ」


 拓也を泣かせてしまったのに、呑気に会話をしているのが少し面白い。これを拓也に見られていたら薄情者!と泣かれていたかもしれない。でも大丈夫、拓也は優しい子だから。パイモンを信頼すると言っているから、嫌だと言いながらも最後は立派にやり遂げるでしょう。



 だから、彼が辛いときに側にいて支えてあげるのが私の役目なのだ。



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