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ひよっこぴよぴよ

掲載日:2026/05/23

僕はひよっこ ひよこの ぴよぴよ

まだ 産まれたばかりで

この世界のこととか 自分一人で生きていく方法とか

全然 何にも分からない

だから 周りのひよこたちが

ひよっこだ ひよっこだ なんて からかってくるけれど

僕はまだ お勉強中なんだ


あるひよこは

「君は 餌を 自分で採れるのかい?」

なんて 言いながら

自分で採った 餌を 得意げに見せびらかしてきた

また 別のひよこは

「まだ 空を飛ぶことも 出来ないの?」

なんて 笑ってきて

僕の目の前で 小さな羽を パタパタと羽ばたかせながら

ふらーっと どこかへ 飛んで行っちゃった


見かねた立派な鶏さんが 僕に言ってくれたのは

「あの子たちの 言うことなんか

一切 気にしなくていいんだよ

君は 君のペースで そのまま進んでいけばいい」

ということだった

だから 僕は

他のひよこたちの 自慢や得意げなことなんて

全部 無視してやったんだ


昨日の僕より 今日の僕

以前の僕より 現在の僕

少しでも 出来ることが増えて 成長していれば

それで 十分じゃないか

自分の出来ることと 相手の出来ないことでしか 

比べることが 出来ないなんて

きっとその方が ずっと ひよっこなんだよ

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