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短編集。  作者: DUO APPLE
4/6

温もり。

冷たい空気が喉を通る。

手が悴んで、人肌が恋しくなって、愛を求めてしまう季節。

もう秋なんだなと、街灯に照らされた街並みを見ていた。

街ゆく人達は、楽しそうだったり、少し苦しそうだったり。

こんな時に感じる、複雑な心情がうまく対処できなくて、今日も静かに俯いた。

こういう時、普通の人ならどうするのだろうか。

気分転換に好きなことに没頭?自分にご褒美?

どれも試してみたけど、僕にはいまいち合わなかったみたいだ。

でも…きっと僕が知りたいのは、気の紛らせ方なんかじゃなくて…

ただの、温もりなんだろうな。

大きな風が吹いて、より一層縮こまった自分の手を、擦り合わせる。

まだ秋だというのに、これからの季節、どう自分の体温を保ってゆこうか。

早足で歩きながら、そんなことばかり考えているのだった。

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