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第十一部の登場人物紹介

いつもの人物紹介です!

本編更新もありましたので新着からの方は一つ前からどうぞ!

〇カーラ&シエラ

 いつも通り。今回は治癒師として招かれてしまったし、裁定者称号は動いたけど不発に終わった。ライトレーザー乱打は見た目は綺麗だよ!なお消費魔力。

 実は馬好き。元世界ではいい大人だったものの、病人で乗馬とか到底無理だったが故に、馬が簡単に観られるからと中継やネット購入などで競馬を少々嗜んでいたのだが、彼女が賭けると八割がた結果が荒れる、と周囲にいた馬券勢には密かに恐れられていた。


〇アンダル

 サーシャに負けて眷属兼リソース分散確保役を務めている元魔神。レガリオン神との契約で空腹からは暫く解放されている上に光耐性が付いたので余裕しゃくしゃく。


〇リミナリス・マツダ・フラマール

 サンファン視察団総団長。サンファン王グレンマールに惚れたものの、事態が進展する前に帰国スケジュールが詰まったためやむなく一旦撤退の構え。なお現状諦める気・ゼロ。


〇フェルナン・カレクル・コンデッサ

 オラルディ国の伯爵で本国からの勅使として登場。家の跡を継いだばかりで若くて、体力が一番ありそうという事で強行軍役に選ばれた。騎獣は今回臨時契約で使っている。


〇コシュネリク・マルレム・ルミネーレ

 オラルディ国王子だが、妾腹なうえに母の身分が王城に上がる資格すら本来ない下働きの無職の娘であった事を理由に王に認知を拒否されており、現在は一応王子を名乗れてはいるが継承権を持たない。

 内乱計画罪で正腹の二王女が王族籍を奪われることになったのをきっかけに、急遽呼び戻された。

 天馬契約者。恐らくは周囲が思っている以上に優秀な人なのをずっと隠していた。

 実は出生にも色々問題があるけど、本人にはこれといって瑕疵はない。

 武芸も一通り問題なくこなすうえに、筆名を使って脚本家の副業もやっていて、しかもバッチリ売れているという、実は多才な人。尚名前のマルレムは養母の本姓であってセカンドネームではない。

 終盤で正式に臣籍降下し、天馬の騎士にしてイェールス侯爵という地位を受け取る。


〇ランディ

 流石にこの子だけ初見の異国に放り込むのはなあ、と保護者心が湧いたらしい真龍の化身。

 契約しているディアトリマ君の口癖が呼ばれて飛び出てってどこで覚えてきたんですかね?

 特に契約や依頼がない限り「王宮」に入れない制約は相変わらずなので、別行動が多いが、おいしい所はちゃんと持っていく。

 久々にヴァルキュリア達を呼びだしたので超絶目立った。さす超級。


〇天馬グリンディパイル

 コシュネリクと契約している天馬。雑食性で豚まん、もといふかし饅頭が新たなお気に入りになった。

 なお天馬族は種族特性として鱗を持つ種族を嫌うので、ランディさんとは契約しないし、雑食性だけどトカゲや鳥や魚も食べない。だが餌付けはされなくもない。旨いは正義。

 後出のヒポグリフのせいで絶滅の危機に陥っている。残り十頭程度な上に全員雄だよ。


〇漂白蝙蝠マルジン

 今回も主人公の肩にくっつく謎生物として同行した漂白蝙蝠、元異世界の魔人で今は聖獣。偵察任務はお手の物。元世界にもいた生物の名前だとちょっと訛る事がある。


〇ミシェーラ・イーファリア

 サンファン前王グランデールの姉で、オラルディ国のジュレマン前公爵夫人。引退した劇作家で、名作認定された作品も多く、国内ではかなり地位も知名度も高い人。サンファン育ちだった割には常識人。

 なおこの世界の劇作家は基本的に高度の知識人でもある。最後に発表した例のゴシップ劇は実は一番最初、作家デビュー前に書いた没作品をリファインしたもの。


〇アルフレイ・コスタル・ジュレマン

 ミシェーラの夫で前公爵、家系としては四代前の王の弟、クルスタ・ジュレマン王子から始まる家。

 嫁さんラブラブの人。

 実は本人が一時劇作家を目指していたものの、発想力が足りないと諦めて、当時夢見がち乙女な性格だった嫁を焚き付けて作家業やらせたらまさかの大成功、という経緯があったりする。劇作家としてのミシェーラのマネージャーでもあった。

 生まれて間もないコシュネリクを保護し養育したのはこの人で、今も後ろ盾となっている。


〇カスミ

 いつも通り侍女として活動中。但し移動の道中では本体で荷物としてディアトリマの尻の上に載っていて、尻尾の感触を面白がられていた。分身の特訓の結果、じわじわと自力での情報収集活動などをやり始めている様子。騎乗時に本体に戻るのは、どうも例のワゴンの件で揺れに対する警戒心がマックスになっているせいでもあるらしい。


〇バルテッサ伯爵

 中立派貴族、中立というか、神殿寄りの立場の人。メリサイトにおけるエンメルケル家のような家系じゃなかろうか、とはシエラ談。真面目で実直な、青年と中年の間、という感じの男性。


〇ウェンディ男爵婦人

 王の愛妾の一人(この国の「愛妾」は公的な地位を持つ王の後宮構成員。家の姓はあっても名乗らず、名に爵夫人、と付けて呼ばれるのが慣例)。実家は男爵家、母が上級神官(地方神殿の神殿長)。本人も巫覡の才があり、今回は女神から直接命を受けて動いている。割と演技派。


〇ベルタルダ伯爵夫人

 王の愛妾の一人で、その筆頭。子供ができにくいのかなあ、などと言っていたら落獣事故で左半身に障害を負い、子も望めなくなったものの、後宮の監督官として居残っているという人。現在の本名はベルタルダ・マルレム。

 実はコシュネリクの実母、イェーラその人。死んだことにして戸籍を一旦消し、落獣事故で死亡した本来のベルタルダ夫人と、『筆頭愛妾の実家』としての国内への影響力を保持したい子爵家との同意の元、入れ替わっていた。

 本来のベルタルダ伯爵夫人としての業務もきっちりこなせる程度には優秀な人だが、ライゼル勢との攻防の結果、属性力などを大幅に失って髪の色まで変わってしまっているうえに、身体がある程度不自由(これでもリハビリなどでだいぶ動けるようにはなっている)。


〇ルシール・ルミネーレ

 オラルディ国第五王女、正妃の娘で五歳。

 オラルディ王家らしい淡い紫の髪に紫の瞳の少女。年相応の愛らしい王女。


〇ミレーニエ・ルミネーレ

 オラルディ国第二王女、15歳で未成年なのに第一王女に連れ回されていて常時同道していたからと連座で入牢させられた不運な人。実際には妹に累が及ばぬよう必死で守っていた、演技派健気系少女。

 流石に女神様が未成年でもあるのに一般牢は暴挙過ぎると咎めて、ベルタルダ伯爵夫人経由で神殿で保護させることにした。

 紫の髪に淡い緑の瞳。髪は縦ロールのロングだったが、脱走時の偽装の為に切ってしまって今はショートヘア。

 王家そのものが交代する事が決まったため、王族籍の件は正式に取り消しになったが、本人はあくまでも神殿入りの意向を崩していない。君宛ての縁談が一番多いんじゃが!?


〇ブランデル・レクティ

 オラルディ国主神殿の神殿長、女性、60代。元は舞台の男装役者で超売れっ子だったが、絶頂期のある日突然神殿入りしたという異例の人。


〇プレミエ・シェクテル

 上級神官。薄い金髪に緑の瞳。女性。40歳。中級護法師で、儀式魔法派が多い神殿ではやや珍しい結界術の専門家。コシュネリクの護衛として出かけて、無事戻ってくる。


〇ヒポグリフ

 ハイウィンさん達グリフィン族(この世界の在来種)とは全く無関係の外来種。

 ※グリフィンからヒポグリフルートに行こうとしても在来種の馬がいない+この世界の混血禁止法則に阻まれて生成不可です。

 雄しかおらず、天馬の雌を襲ってはその腹を食い破って生まれ母体を殺すという手法でしか増えられない歪な生物。姿いまいち根性極悪、但し味は絶品。魔力持ちは得てして旨いのだ。

 残り数個体らしいが、一頭は今回主人公のライトレーザー一発で仕留められ、もう一頭はゾンビ化させられていて、これもあっさり、しかも主人公が知らない所で討伐される。

 なお後者は流石に食用不可というか消滅したので旨いのに勿体ない事をして!とランディさんがおかんむりであった。

 一般的にはとても強い厄介な魔獣なんだけど、主人公と真龍のコンビにかかればただの美味しいお肉である。ということで残った個体も無事全頭討伐されて絶滅した。南無。


〇ミオラ・ルディア

 オラルディ国の国神、言語と演劇を司る女神様。ちょっと本人の物言いも時々芝居調になることがある。普段は幻影体で舞台衣装の気に入ったものを再現しては、神殿長相手にファッションショーなどしていたりする、密かにお茶目さん。

 第二王女の脱獄の時のように、リアルの火急の案件でも、ちょっと芝居がかった演出を好むところがあるのは国神としてはどうなのか、とランディさんには余り好かれていなかったりする。


〇レナール三世ヘルベル

 オラルディ国王。民も国神も、家族すらも欺く演技を続け、王家の終焉と新しい王家の指名の算段に苦心し続けてきた、実は真面目な王。但し美少女に弱い女好き自体は素の性格。

 流行り病で死んだ父王が亡霊と化して我が子を乗っ取ったのを受け、王家の恥は王家で雪ぐべし、と、死霊術師の素養のある、これも死した弟の魂の協力を得て、色々画策していたが、主人公に全部吹っ飛ばされる。

 猶予期間ができたものの、新しい王家の成り手はさっくり確保。下手するとレガリアーナより先に王家交代が実行されそう。


〇コルネリオ

 レナール三世の腹違いの弟。父のロベール四世とは大変仲が悪く、兄とはとても仲が良かった。

 転生者であり、前世は別世界の死霊術師という特殊ジョブ。死者の魂に働きかけ、未練や無念を晴らし、その対価により術を行使する特殊な術者。その特性を自らに利用したうえで、恋人の父の呪術師(故人)や兄と協力して、自分の魂を光属性爆弾のような状態にして、魔物化した父ロベール四世を討伐する心づもりだったのだが、見事に主人公が全部吹っ飛ばしました。

 最終的には納得の上無事昇天、のはず(属性戻しがまだ終わってない)。


〇ロベール四世ベルクル

 今部の諸悪の根源で下半身クソ野郎。魔物化した挙句ヴァルキュリア達に翻弄され、主人公にカモられるという自業自得の最後を迎える。

 バクテリオファージみたいな身体の下半身はエロゲ御用達系のご立派様を足兼触手代わりにしていたが、当作品はR15なので主人公の視界にはボカシがかかりました。仕様です。

 魔物化してさえ、ヴァルキュリア達の下半身を狙うという存在自体がエロ野郎だったが、所詮魔物なので反射結界内ライトレーザー乱舞には到底耐えられなかった。


〇朱淘鵜スカーレットコール

 ランディさんの召喚獣、中級。第五部でもちらっと名称だけ出ていた、赤橙グラデのド派手な巨大ペリカン種(でもサイ君が以前便乗していたのとは別個体)。

 騎乗は基本背中の上だが、お口の袋でものを運ぶこともたまにはあるらしい。


〇星空雀サイレンティ

 偵察任務は結構得意。今回はほぼ一コマ程度の出演。


〇天馬フェイトグリッター

 栗佐目毛(※淡いクリーム色に青い眼の毛色)の天馬。同性しか背に載せない、という天馬の種族規定のため騎乗はできないが、敢えてカーラさんと契約を結ぶ。

 中級なので呼びだし自体は可能。

ランディさんのそれは同類嫌悪では?<ルディア女神の項


明日はいつも通り番外編を二本です。

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