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生きる

作者: chiseri

過ぎていく季節に思いを馳せながら色づき始めた木々を眺めていた。


いつから人生が期限付きであるという不条理を感じながら生きるようになっていた。


いくら充実した一日を過ごしていたとしても、明日はどうなっているかわからないと思う夜を

迎えていた。


決して間違ってはいない


人生には限りがある。


その日一日一日その限りで生きていけば、悔いなく人生を終われることができる。


そう思っていた。


でも、


心の中ではやりきれないむなしさでいっぱいになっていた。


それは不完全燃焼ではないか。


期限を決めること


命を決めること


それは自分で自分の命を決めてしまうこと


自分んで自分を殺しているだけでないか


生きるということはいつ終わりが来るかわからない明日に絶望することではない


生きること


それは


ただ一日一日を生きること


一生懸命でなくていい


堕落した日でもいい


ただ ただ


一日を送り続けること


積み重ねられた日々はどういうわけか輝いてくる



人生の終わりにその輝きを感じることはできないかもしれない

 

人の終わりというのはあまりに無情で、


人の心をもったままを終わりを告げられる人は一握りだ。


少しづつ弱っていき 赤ちゃんの様に何もできなくなり 意思もなくなってくる


そうやって終わっていく人生だからこそ


人は晩年ゆっくりと時を過ごす様になっていくのだろう


日々というのは本当にかけがえないものだ


終わりに思いを生きる馳せて生きるのはもうやめよう


ただ

今日一日の終わりにこう言おう


今日も一日生きた


人生に意味など説いてはいけない


過剰な期待が自分を潰すことがある


何もしない一日だった


今の自分は何者でもない


自分のやりたいことをやっていない


それを人生の括りで考えてはいけない


人生の意味とは


生きることだから


人々に平等に与えられた権利


それは


生きること


地位や名誉 そんなものは


ただのおまけだ


生きることと一緒に考えてはいけない


ただの付加価値


アイスのあたり棒だ



社会はすべての 


生きるで出来ている


それはとても尊い


どんな職業も関係ない


ただ頑張った自分を褒め、自分を甘えさせ


明日また


ただ生きればいい


そうすればきっと毎日を大切に生きることができる


そう私は信じている



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