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⑹『イズムについての、一考察』

⑹『イズムについての、一考察』



思想の廃頽は、結果的には、イズムの失敗を明示するだろう。思想が思想のままであってこそ、物事は完全に否定されずに進む訳で、そのことから、逆に自身が自分の人生から学習するのが、イズムの原型である。また、その原型は、発展の意味を必要とする。



例えば、空が避けていく、月や太陽の現象は、厳密には、月や太陽が、避けているのである。それを理解さえすれば、自然とイズムは放浪するだろう。放浪することは、物事を核心へと突き詰める原動力になる。まるで、当たり前のことを、当たり前に行うことが、如何に難しいイズムであるか、と言うことだ。



変則的な物事の存在は、思想的完成を待たずに、強いて言えば、不完全な状態のままで、成就するのだ。それは、考察に値する問題だろう。いつか見た、原始の原子原型が、揺ら揺らと眼前を急ぐ時、咄嗟に出た感情が、本質的には、イズムに対抗する唯一の存在だ。

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