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⑿『イズムについての、一考察』

⑿『イズムについての、一考察』



何かに同意したり、判断したりする中で、宇宙の果てまで理解できる様な、精神の繋がりがあれば、物事は容易いと思うことがある。それは例えば、花の一生にも似ていて、咲いては枯れる様な自然の現象が、人間の精神の中でも起こっているということだろうと考えている。



イズムが、花の一生なら、凡そ考えられる全ての自然現象も、イズムの一つ一つに択一的に選ばれるだろうと思考できるが、イズムは潰しが効かない。花なら、そこに存在認識が出来るが、つまり、咲いては枯れる、が現象するが、イズムは現象しない訳である。



何かに頼りたい時、その点で、現象しないイズムは画期的である。過去に誰が思いついたか分からない、このイズムという存在が、人間の一生の中で時折、救抜になることが、如何にも哲学的で、且つ、幸福的である。拡散するまでもなく、日常にイズムが寄り添えば、人間は苦痛に耐えることが出来るだろう。

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