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13話 変わった?

ブックマークの登録ありがとうございます。

な、なんと、8月22日の朝10時の時点で日間ハイファンタジーのランキング82位になっていました。本当にうれしいです。読んでくださっている皆様、ありがとうございます。

「俺が、変わったとでも言いたいのか?」

 俺としては、自分が変わったとは思えないのだが、クリスが言うには、マシューと共に初めて国王に会った時も、王子は自分の正義だけを考え、自分こそ真なる勇者だと叫んでいたそうだ。

 王子は勇者であるマシューではなく、なぜか俺を睨みつけていたらしく、俺はそれに気付かずに国王達に誓いを立てていたそうだ。

「国王がエル達を利用する気満々なのは目に見えていたのに、エルの目は使命に燃えていたのか目が輝いていた。他の二人は馬鹿だったから名誉の前に盲目だったんだろうけど」

 クリスとシリは、マシューやメディアと違い、幼馴染ではなく、国王によって呼び出された優秀な人材だった。だからこそ、国王の考えや、俺達の表情をじっくり見ることが出来たのだろう。

「エルは、マシューやメディアにいつも気を使っている感じだったから、あの二人は調子に乗ったんだと思う」

 気を? そ、そんな事は……、あったかもしれないな。

「私も気になっていたけど、どうしてエルはそんなに変わったの?」

 俺が変わった? 俺が困惑していると、町の連中も俺が変わったと騒ぎ出す。

 …………。

 俺が変わった……? ……。そうだな、確かに変わったかもな……。

「クリス。俺は今から、人類の敵になる。お前は、巻き添えを喰らわないように、どこか遠くの国へと逃げておけ」

 俺がそう言うと、クリスは俺の腕を掴み首を振る。

「私もこの国を見限った。だから、エルについて行く」

「俺は、人類の敵になるんだぞ?」

「大丈夫」

 俺とクリスが話をしていると、王子が騎士達に俺とクリスを殺すように命令を下した。この瞬間、俺はこの国の敵になったわけだ。

「ポチ……。鎧を着た連中で()()()()()()

 俺が命令を下すと、ポチは騎士に向かって突撃していく。

 騎士達は、ポチの突進に逃げ惑うしかできない。いい気味だ。王子や町の人間が相変わらず、俺に何か叫んでいる。が、なにも心に響かない。

 俺が冷めた目で王子達を睨んでいると、何を勘違いしたのか、この町で()()()()()()()()の声が聞こえて来た。

「エルヴァン!! あの魔物を止めろ!!」

 俺が振り返ると、この町の町長であるマシューの父親と、俺の父親が俺を睨みつけていた。

「よぅ。久しぶりだな。町長。それに親父」

 俺が、剣を抜き殺気を込めてやると、町長が気絶した。

 親父は、王子を守るように前に出る。

「レンリー王子。私の後ろに……。あのバカ息子は私には口答えは出来ませ「親父、お前が前に出る事で、お前に対する攻撃で王子様が巻き添えになるかもしれないぞ?」……なに?」

 俺は親父に剣を突き付けて、見下すように睨みつける。

「貴様。それが親に対する態度か?」

「ははは。馬鹿か? お前が俺に何をした? まさか、もう忘れたのか?」

「ぐ……」

 俺が反抗したことが気に喰わないのか、親父は怒りで肩を震わせていた。

少しでも面白いや続きが気になるという方がいれば幸いです。

よろしければ、ブックマークの登録、評価をよろしくお願いします。


『クジ引きで選ばれた勇者』もよろしくお願いします。

https://ncode.syosetu.com/n2043en/


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