表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

カゴの中の小鳥

作者: 頼希

私は・・・

人の意見なしには動けない。


《自分の意思で動いたら失敗するかも》


そんな考えが私の行動を邪魔するの。

この考えがなくなれば自分で行動できるかな、なんて甘っちょろい考えもあるけれど、失敗した時のことを考えるとやっぱりなんにもできない。



友達といるときもそう。

自分の意見を出せないで、周りに合わせてばっかりなの。


だって・・・

それで自分から意見だして仲間はずれにされちゃっても、なんにもイイことなんてないでしょう?


だから私はこのままでいいかなって思ってるんだ。



ある日聞いた、友達の言葉

『アンタっていつもあわせてばかりで何考えてんのかわからない、つまらない人間』


私はつまらない人間?

あわせてばかりはいけないの?


籠の中の小鳥は、

行動範囲が少ないの。

だから思ったように飛び立てない。

決まった場所に留まるだけ。


今の私の状況に近いかな。


そう思った。

私はやっぱりうまく飛び立つことなんてできない。

だけど、だけどね、飛び立つために飛ぶ練習をして、籠から脱走してみようかな。

新しい景色を探そうかな。



ーーーーーーーーーーーーendーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ