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温度  作者: 折鋸倫太郎
暗号
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暗号

 これから話すことは、"摂"氏が学生時代に、"ケンジ・ミヤサワ"なる作家の作品それぞれのエントロピーを計測するのに忙しかった時期の話なので、まとめるのに、すこし時間がかかります。

 よって、キーワードとなる暗号文を先に出しておきます。

 暗号文はたくさんあるのですが、そのうち十だけ、ここに挙げます。

 「」の中は、Aという人物による返事。

 ()はその相手であるBによる送信文です。

 順番としては、最初に()が送られたあと、「」が送られます。

 [これが書かれた時、顔文字は既にあり、暗号テキストにもそれが挿入されていましたが、暗号解読に不必要なので、削除しました]


 暗号文

1 「ヒィマだょ?」 (明日、暇?)

2 「いいケドぉょ?」 (どっか行かない?)

3 「どっか ヤ」 (どこ行く?)

4 「おォよ! てか 何時なんや?」 (ちょうウケる。あ、でもテストあるか。じゃあ、いっしょに図書館で勉強しない?)

5 「へ? ドしようかな…。て、うそうそ。イィょ」 (9時45分は?――席とらなきゃなんないし――整理券配られるの、それくらいだから)

6 「へ? カネッ ないから ウチ で 食べるんヤ。」 (朝飯どっかで食ってく?)

7 「へーと えきィだょ」 (今どこ?)

8 「場所の 取りぉき、お願いしますょ」 (もう整理券配り始めてるよ)

9 「ごめん 腹っっっいたくて。さき 行っててヤ」 (だいじょうぶ?)

10 「着いた。いま どォこや?」 (無理すんな)



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