4頁 あなたが優しく囁いた言葉
『情報戦!』
少しだけ感じた違和感の奥に、
欺瞞を見つけた。
情報戦としての勝利を1つ手に入れ、
深夜に1人で、勝利に酔ったよ。
『素粒子DJ』
曲が替り「野郎ども!踊りまくれ!」と素粒子DJは叫んだ。
素粒子たちは熱狂的に踊りまくり、それは地球を覆った。
『隠し持ってる♪』
「どこに希望を求めてるの?」
「そんな物どこにも存在しないのに」
でもね、僕は手の中に小さな希望を隠し持ってる♪
『タンポポ』
敗走。僕は遠くに逃げたんだ。
でもね悲壮感はなく、
タンポポの綿毛の様に、
僕は逃げたんだ。
だからね、君に逢えた。
『勇気を出して言って見た』
「涙が枯れるまで泣いて良いよ」
って言われたけど
「君との嬉し泣きの分を残して置きたいから」
って言って見たのさ。
『褒め称えたい』
突然、訪れた愛しの人からの抱擁に、
ドキドキしながらも、
愛しの人の背中に、
手を回した自分の勇気を褒め称えたい。
『チャンス♪』
「わたしにチャンスを!」
その言葉に勝利の女神は、わたしを見つめ
「人生で最後のチャンスだがいいか」
「最後の?」
『一点突破』
「逃げ道もなく追い詰められた奴には、一点突破しかない」
「でも突破した向こう側に、何があるの?」
「ときめき♪」
『あなたが優しく囁いた言葉』
あの夏、あなたが優しく囁いた言葉。
その言霊の魔術が、
これ程の持続性があるなんて、
あの頃は思いもしなかったよ。




