3頁 心の余白があったので
『心の余白があったので』
心の余白があったので入ってみた。
「そこ余白だよ」って視線が来て、
次に「まあ、いいよ」って視線が来た。
「安堵」
『何も終わらない』
「もう、終わりにしようって言ったのに」
と良心が告げたけど、何も終わらなかった。
そんな失望がずっと続いてきた。
『シンクロ率が100%』
「あなたとの共通項が増えてくね」
シンクロ率が100%を越えた頃、
時間は止りエンディングを迎えた。
『恋焦がれた貴方に』
恋焦がれた貴方に、染まったと気付いたのは、
世界がわたしに優しくなったから。
もう、ぎこちない笑顔は要らないね。
『ラーメン屋の前で』
ちょうど、
堕ちた歌から恋の歌に変わった頃、
ラーメン屋の前に辿り着いた。
「ラーメンでいい?」
「うん」
機嫌回復。
『嬉し泣きで号泣する人』
嬉し泣きで号泣する人を始めて見た。
わたしは微笑み返す事ぐらいしか出来なかったけど、
心の中は歓喜に満ちてたよ。
『運命のコード』
貴方の運命のコードは、わたし好みに書き換わり、
わたしのコードは貴方の好みのコードに書き換えられたみたいだね。
『愛の純度』
月夜に赤いドレスの貴女に見つめられ、
愛の純度が上がってく。
「どうなっちゃうの?」
「どうなっちゃうんだろうね」
『恋路磁力発生装置』
嫌われ者のわたしでも、
この恋路磁力発生装置によって、
わたしの事を大好きな人と、
光速で引っ付いちゃうはずだぜ!
『嫌な自分の残骸』
貴方の瞳に映るわたしを見て、
嫌な自分が粉々に飛んでった。
嫌な自分の残骸が、何か叫んでいたけど。
もうさよなら。




