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『姫君の秘め事』メモ小説集 1話10秒で読めまする。  作者: 健野屋文乃
1章

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12/19

12頁 じゃれれたよ

『惚れさせてやるぜぃ!』


久しぶりに幼馴染に逢う準備は出来ている。

鏡に映る自分はあの頃より痩せて可愛くなっている。

惚れさせてやるぜぃ!



『これは正義なのか?』


怪人を前に英雄は

「これは正義なのか?」

と自問した。

怪人が

「我が正義だ!」

と叫んだので、英雄は戦う事が出来た。



『終末の青い星』


終末の青い星が空を覆った。

終末の前に愛する人に逢うために僕は走った。

なのに愛する人が青い星の人だったなんて。



『喜劇の準備の為』


お菓子職人がプチシュウに、

地球から渡された未来の思い出を詰め込んだ。

地球と言う劇場で行われる喜劇の準備の為。



『悲劇な領域から喜劇な領域へ』


紙一重で、悲劇な領域から喜劇な領域へ逃れた。

悲劇な領域を見ようとすると

「見るな!取り込まれるよ!」

と言う恋人の喜な香りに埋もれた。

悲劇な領域からは、微かに悲劇の亡者たちの声が聞こえた。



『お帰り120年ぶりだね』


満月の夜、

山奥の狼を祀る神社の境内に日本狼の親子が、

供え物を食べ始めた。巫女は涙した。

「お帰り120年ぶりだね」



『100%AI生成です』


【あなたの文章は、100%AI生成です】

とAIに言われた。

僕は記憶を探った。

思い当たる所が多々あって泣けた。



『まあいいや』


夜の電車の窓に映る僕の顔は哀しげだった。

行き止まりで戸惑う顔だ。

そんな僕を見つめる君が微笑んでたから、まあいいや。



『じゃれれたよ』


振り返り歩いてきた道を確認すると、

走ってくる人がいた。昔、別れた仲間だ。

抱き着かれると昔の様にじゃれれたよ。



『すーと冷めていく』


すーと冷めていく。

完璧だと思えた君の横顔も凡庸に見えてくる。

そして君の目はすでに冷めていた。

流石似た者同士。


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