11頁 それは昨日、雨が降ってね・・・
『それは昨日、雨が降ってね・・・』
「なんで僕を好きになったの?」
「それは昨日、雨が降ってね・・・」
と話し始めた。
僕は話を聞いてる内に、その話の世界観に埋もれた。
それは雨上がりの空の様な清々しい世界。
『お菓子の缶』
僕らの住む世界が、
お菓子の缶の中だったなんて、
知らなかったよ。
だから、
世界はクッキーの香りで満ちていたのか?
『闇に逃げないと!』
街の明かりが僕を照らした。
闇に逃げないと!
街の闇に入り闇の中から街の輝きを見つめた。
もう戻る事のない世界だ。
『環状線電車に乗り続けてると』
環状線電車に乗り続けてると百周目から蒸留が始まって、自我が第二形態に変わるの。
でもね四百周すれば元に戻るの。
『行く?』
「寝落ち?ここはどこだ?」
僕は見知らぬ場所にいた。
そこに「行く?」と可愛い人が聞いたので、
つい「行く」って。
『ずっと低空飛行』
広い大空を飛ぶ事なく、
ずっと低空飛行を続けてた。
僕の横を飛んでた燕が、
急上昇を始めたのに僕にはまだ出来ない。
『AAA』
情報屋の齎した想い人の私への評価はAAA。
で、あるならば告白しかない。
だけど情報屋は微笑した。
それは何を意味するのか?
『そんな事を言われても・・・』
「ぶっ壊してやる!」
覇王の怒りは世界を破壊した。
そして覇王は
「俺はさ、お前の分身なんだぜ」
と僕に告げた。
「そんな事を言われても・・・」
『想い人の羽根』
想い人の羽根を見てしまった。
天使だったんだ!
そりゃずば抜けて優しいはずだよ。
はぁでも種が違うと言うの哀しい。
『5万円のマグカップ』
誰かが魔法の世界から持ち帰った5万円のマグカップ。
MPが回復するだけの代物だけど、この科学の世界では貴重だ。




