表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『姫君の秘め事』メモ小説集 1話10秒で読めまする。  作者: 健野屋健人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/1

1頁 いったいどうやって?


『いったいどうやって?』


A市に、入る道はない。

もちろん、A市から、出る道もない。

なのに・・なのにね、

ぼくらがA市にいるという不思議。



『このままでいいや』


光学迷彩で消えて「悪くはない」

と思っていたけど、そのうち

「このままでいいや」

と、思うようになってね。以降・・・

 


『昨日の10時半ぐらいに好きになった人』


昨日の10時半ぐらいに好きになった人と、

今日の10時半ぐらいに、

視線を交わしたのは、5秒ほど。

これは長いね。



『女子をめぐった決闘』


親友と女子を巡って決闘した。

「あれ?あいつ、わざと負けた?」

そんな思惑が、心からいつまでたっても消えない。



『愛を隠したであろう箱』


彼女が、愛を隠したであろう箱を開けると、

そこには純愛ではなく愛憎が仕舞われていた。

愛憎。わたしの心は凍った。



『遠回りと近道』


遠回りして出会った貴方と、

近道して出会った貴方が、

別人に見えるのは、

わたしが別人になったからだと、

思われる。



『赤煉瓦のトンネル内で貰った恋文』


赤煉瓦のトンネル内で貰った恋文。

開ける事なく十年。

「開けたら別れる」と告げられ。

秘密の詰まった恋文に時めく。



『愛い奴め』


その式神は「我は影、故に我は貴女の闇を知る」と。

わたしが心の闇に潜むあれを思うと、影は照れ始めた。

愛い奴め。



『蜜柑ジュースの川に』


蜜柑ジュースの川に素麺が流れて来た。

「世界が壊れた」少女は言ったが、

僕は素麺を食べその壊れた世界に順応した。



『好意と悪意』


鏡の世界に入ったのだけれども、

表面上は変わんない。

でも裏では好意が悪意に悪意が好意に、

変わってたの。いと楽し♪




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ