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41. 尊厳と尊敬の問題

「もう、いい子でいるのはやめる」

 フェリシティはポツリとつぶやいた。


「もう、三度も我慢した。もう、たくさん」


 一度目は、学園の同級生。刺繍が得意なフェリシティに、「ね、お願い。少しだけ手伝って」そう必死に頼んできたから。ついつい助けてあげた。ほとんど、フェリシティ作と言っていい、その華やかなハンカチを、同級生は堂々と自分の作品として提出した。


 フェリシティはモヤモヤした。一応、釘は刺した。

「ほとんど私が刺繍しましたのに。せめて共作って形にしてくだされば」


「感謝してる、ありがとう」

「そういうことでは」

「あら、お金を払えばいいのかしら」


 キョトンとした顔で聞かれて、フェリシティはため息を吐いた。話にならない。それ以来、フェリシティは誰に頼まれても課題を手伝ったりはしない。


「ちょっと刺繍が上手だからっていい気になっているわ」

「何様よ」


 ヒソヒソと陰口を叩かれたけど、自分の技術をやすやすと差し出すことはやめた。


 二度目は、夜会。高位貴族の令嬢が着ているドレスにフェリシティは釘付けになった。フェリシティと目が合った令嬢は晴れやかに笑う。


「このドレス、あなたからいただいたハンカチに着想を得て、作らせたものなの」

 令嬢はドレスをつまみ、フワリと広げる。スズランの刺繍がハラリと舞った。固まっているフェリシティをよそに、周囲の令嬢は口々に令嬢を褒めたたえる。


「まあ、可憐ですわ。ハンカチの小さな刺繍から、ドレスに映える刺繍に大胆に改変なさったのね」

「斬新ですわ。私もスズラン柄のドレスを作らせようかしら」

「新しい流行ですわね」


 フェリシティを置き去りに、新しい流行が花開こうとしている。


「でも、これは、私のスズラン」

 フェリシティはやっとそれだけを言えた。


「まあ、スズランはあなたの花ではありませんことよ」

「ホホホ、だったら、バラはわたくしのですわ」


 令嬢たちの顔に、悪意はない。本気で言っているのだ。なにひとつ、悪いことはしていないと。


 でも、あれはフェリシティのスズラン。まだ肌寒い春の朝に見つけた、健気に咲く小さなスズラン。儚く見えても、寒い冬をじっと耐えられる強さを持つ花。柔らかさと強さをなんとか刺繍にしたくて、何度も絵を描き、図案を考え、刺繍したのだ。活き活きと躍動的な葉っぱと、秘めやかに恥じらうように頭を垂れる花。初々しい少女たちを、少なからず自分を投影した。


 スズランのドレスが社交界を席巻していく中、フェリシティは二度と誰にも自分の刺繍を見せまいと誓った。


 そして、三度目がこれだ。街で一番人気の店。ガラス窓の向こうに並ぶワンピースに、見覚えのある刺繍の数々。フェリシティは店に入って、店員に詰め寄った。


「あの、この刺繍」

「ええ、これらですね。さる貴族のご令嬢から譲りいただいたハンカチの刺繍を参考にさせていただいております」


「どなたかしら」

「それは申し上げられませんが、学園の授業で作った刺繍とのことです」


 フェリシティがまだお人好しだったころ、同級生たちにあげた刺繍入りのハンカチ。スズラン、テントウ虫、コマドリ、猫。フェリシティの好きなもの。習作だったから、気軽にあげた。まさか、それをドレスにするだなんて。あの人たちが、全員? 示し合わせたように今? スズランのせい?


 フェリシティは打ちのめされた。もう何もしたくない、誰にも会いたくない。大好きな刺繍も、もうイヤだ。自分の部屋に閉じこもって、カーテンも閉めて、ベッドの中でボーッとする。涙は出ない。何がダメだったのか、どうすればよかったのか、これからどうするのか、そんなことをグルグル考える。答えは出ない。家族に相談したいけど、高位貴族が関わっているとなると、困らせるだけだから、無理だ。フェリシティの家はしがない男爵家。吹けば飛ぶような末端の貴族。高位貴族と波風立てて、生き残れるとは思えない。


 フェリシティが鬱々と過ごしていると、訪問客が訪れた。断ろうと思ったけれど、名前を聞いて、心が動いた。いつも、フェリシティのハンカチを買ってくれた商人のおじさん、通称パッパ。世界を股にかけて商いをしている、ふくよかなお腹を持った優しい人。


「フェリシティ様」

 客間に入ると、嬉しそうに立ち上がったパッパは、すぐに顔を曇らせる。


「どうしましたか。そんなに悲しい顔をされて」

「う……」


 うわーん、フェリシティは子どもみたいに泣いてしまった。幸い、ハンカチは山ほどある。気がついたら、聞き上手なパッパに、全部話してしまった。パッパは、ひと言も口を挟まず、ただ黙ってフェリシティの脈絡のない話を聞いてくれた。ひと通り話し終わって、スッキリして、ハンカチで顔を拭き、びちょびちょのハンカチをそっとソファーの隅に寄せる。はあっとため息を吐いたら、パッパと目が合った。いつもはピンッと張っているパッパのヒゲが、少ししょんぼりしている。


「フェリシティ様は、なにひとつ悪くありません。いいですか、なにひとつです。私は商売人なので、よく知っています。ゼロからイチを生み出すのがいかに大変か。イチを十にするのも、十を百にするのも、私は得意です。でも、ゼロからイチは、本当に難しい」


 パッパは優しく、でも力強く話してくれる。


「フェリシティ様の刺繍は人の心を震わせる力があります。繊細な少女にしか見えない世界の煌めき。対象物に対する愛情。おもしろがっていたり、素敵だなと感動したり、フェリシティ様の心の動きが伝わる刺繍です」


 フェリシティは真っ赤になった。パッパはいつも褒めてくれるけれど。ここまでまっすぐに言われたのは、初めてかもしれない。パッパは力説して汗をかいたのか、胸ポケットからハンカチを出して額をふく。ハンカチを縁取る色とりどりのボタンの刺繍。フェリシティのボタンだ。


「これがきっかけですよ。私がフェリシティ様の元を訪れたのは。確か、五年前でしたかな」

「そうです。教会の慈善市で出したんです。まさか売れると思ってなかったんですけど」


「サイフリッド商会の紋章はボタンなのです。ボタン売りから始まった商会ですから。ボタンに対する確かな愛を感じ、この作者とぜひ会いたい、そう思ったのです」


 フェリシティは胸が温かくなった。自分の好きな物を、心を込めて刺繍し、それを誰かが気に入ってくれる。それこそが、フェリシティが刺繍を続ける理由。


「刺繍と言えば、花。そんな常識を吹き飛ばし、自由自在に好きな物を刺繍するのが、フェリシティ様の良さです。ボタン、くるみ、どんぐり、羽、本、スプーンとフォーク。楽しいハンカチがたくさんあり、私は全部買いましたでしょう」


「ありがとうございます」

「ありがとうございますは、私の気持ちです。おかげさまで、全てお得意様に売れました。皆、フェリシティ様の新作を心待ちにされています」


「本当ですか?」

「ええ、あるだけ買わせていただこうと、はるばるやってきたのですから。そして、今までは言うのをためらっておりましたが、今日は言います。フェリシティ様、いずれ、ドレスに刺繍をしていただきたい」


 パッパは真剣な目をする。フェリシティはのけぞった。小さなハンカチの刺繍をするのでも大変なのに、ドレスだなんて。


「そんな、ドレスはまだ早いです。高級な布を台無しにしたらと思うと」

「分かりました。焦らせるつもりはありません。頭の片隅に留めておいてください」


 パッパはスッと引く。この引き際の鮮やかさも、パッパのいいところだと思う。まるで、魔術師みたい。人の心がよく分かるんだわ。だから優秀な商人なのね。フェリシティが感心していると、パッパは一枚の封筒を差し出す。


「これから有名になりそうなホテルがありましてね。本格的に営業を開始する前に、これはと思う方を招待されているのですよ。招待状を私もいくつか任されていまして、ひとつをフェリシティ様に」


 フェリシティは、あまりのことに手が出ない。


「そんな、ただの男爵家の娘には、もったいなさすぎる話です」

「私もただの男爵家の商人ですよ。しかも金で買った身分です。いいですか、あなたにはあのホテルに行く価値があります。そこで目にするものは、きっとあなたの刺繍にいい影響をもたらします」



 さあ、行っておいでなさい。そう言われて、色々手はずも整えてもらって、なんだかよく分からないうちに、フェリシティはユグドランド島に降り立った。


「本当に、ずっとホテルではなくていいのですね?」

「ええ、ホテルは一泊か二泊ぐらいさせていただければ、十分です。残りは、従業員用の部屋でお願いします。その方が、気兼ねなく刺繍ができますから」


 ユグドランド島に来た途端、フェリシティの刺繍したい欲が復活した。


「私って、単純。でも、だって、すっごくかわいい」

 フェリシティはバロメッツに夢中なのだ。メロンの上になっている羊。おもしろすぎる。


「バロメッツの毛糸でバロメッツを刺繍したら、モコモコでかわいいと思うんです」

「いいですね。できれば、ホテルで使いたいので、テーブルナプキンに刺繍していただけると嬉しいです。もちろん買い取りさせていただきますと、領主様が仰っていました」

「まあ、それはありがたいです」


 フェリシティはせっせと刺繍する。見るもの聞くもの全てが新鮮で、創作意欲がみなぎる。そして、ここには仲間がたくさんいる。


「タバサさんが針に糸を通してくださるおかげで、刺繍がはかどります」

「そう言っていただけると、やる気が出ます」


 糸通しスキル持ちのタバサがニコニコと微笑む。その隣で、糸巻きスキル持ちのポールも、楽しそうにせっせと糸を巻いている。


「やっぱり糸巻きをしているときが、一番楽しい、俺」

「素晴らしいスキルだと思います。糸ってすぐ絡まってしまって、イーッてなるんですけど。ポールさんが巻いた糸は、絡まないし、よれないし、すごく刺しやすいです」


 フェリシティの言葉に、ポールは照れくさそうな顔をする。


「思い切って、ここに来て、本当によかった。ここは働く女性がたくさんいていいですよね」

「マーゴット様が、率先して働いているから。みんな張り切ってるんですよ」


 理想的な環境で、フェリシティはせっせと働き、少しずつ交友を広げていった。マーゴットとエイミーのお茶会にも招待された。恐れ多いと緊張していたフェリシティだが、気さくなふたりにすっかり心酔している。


「悪気がないってのが、やっかいでしょう」

 マーゴットが痛ましそうな顔で言うと、エイミーも続く。


「わたくしがあなたを有名にしてあげてよ、とかなんとか、そういうこと言っちゃうのよね、上の人って。あ、マーゴット様は別よ」

「私はまあ、あまり普通の貴族ではありませんから」

「マーゴット様は、王族ー」


 エイミーはすかさず突っ込む。フェリシティはヒヤヒヤハラハラしながら、エイミーの掛け合いを見守る。


「アタシだってね、色々やられたわ。旅行記を出した最初の頃はね、関係者って名乗る人が増えていくのよ。会ったこともないのに。それでアタシは下請けとして書いているだけで、ネタを与えたのは自分だって抜け抜けと言ったりね」


 ムキーッとエイミーは頭をかきむしり、鮮やかな色のお酒を飲みほした。


「いっちょかみしたい人が、世の中にはわんさかいるのよ。売れれば売れるほどそうなるから」

「そんな、今でももうヘトヘトなのに。私、どうすれば」

「庇護者を見つけることね。王族とか」


 エイミーがチラッとマーゴットに視線を送り、バチーンと片目をつぶる。フェリシティは目を丸くした。


「私でよければ、フェリシティ様の後ろ盾になりますわ。末端とはいえ、王族ですから、ホホホ」

「ああああ、ありがとうございます。でも、いいのでしょうか、私なんか」


「もちろんですわ。ツァールのエプロンに可愛らしい肉球を刺繍してくださって、ありがとうございます。私もツァールもとても気に入っているのよ」


 後ろでお世話猫がエプロンの肉球を触って、ご満悦な表情を見せる。バロメッツの毛糸でモフモフ感を出したのが大成功だったようだ。ツァールのエプロンをじっくり見た後、エイミーがいつになく真面目な表情で口を開く。


「フェリシティ様、もしできれば、私の好きな物をハンカチに刺繍していただけないかしら。本とペンと筆と絵具とインク壺。もちろんお金はお支払いいたします」

「大丈夫ですよ。やってみますね」


 後日、出来上がったハンカチを見て、エイミーは小躍りした。


「最高、最高です。さすがですわ。これ、本にも掲載していいかしら?」

「もちろんです」


「これ、例えばハンカチと糸の質を落として、百枚とかって可能かしら?」

「それは、私ひとりでは無理です」


「もちろんそうでしょうとも。フェリシティ様が職人を雇って、刺繍してもらえばいいと思うの。私の本を三冊以上買ってくれた人に、プレゼントしたいのです。どうかしら?」


「職人? 私が雇うのですか? そんな、私には無理です」

「ですわよね。難しいだろうなーとは思っていました」

「パッパに任せなさい」


 パッパがバーンッと登場する。フェリシティとエイミーは目をぱちくりさせた。


「いずれ、そういうことをしたいなと思って、機会をうかがっていたところです。フェリシティ様が考えた図案を、職人が大量生産する。フェリシティ様が刺繍したものは最高級品として高貴な人々に。職人が大量生産した者は、平民や下級貴族向けに。住みわけです」


「それなら、できそうな気がします」

 フェリシティが考えながらゆっくり答えた。パッパとエイミーはふたりで小躍りする。


「条件はこれから詰めるとして、大量生産分ももちろん図案使用料をフェリシティ様にお支払いしますから、ご安心ください」

「えっ、私が刺繍していないのに、お金をいただけるのですか?」

「もちろんですとも。ゼロからイチ、無から図案を考えた人に、きちんとお金を支払ってこその商売ですよ」


「本もそんな感じなのよ。印刷数に応じて、出版社からお金がもらえるもの」

「そうなんですね、知りませんでした」


 本と同じと聞いて、フェリシティは少し安心した。


「ゆっくり少しずつでいいですが。軌道に乗れば、フェリシティ様が楽々お屋敷を購入できるぐらい儲かると思いますよ」

「お屋敷」


「なんなら船も」

「船」

「夢があるわねー」


 エイミーはうっとり、フェリシティは一点を見つめて彫像のようになった。


「ややこしいことは全てパッパにお任せください。フェリシティ様は、作りたいものを作りたいように作ってください。それをパッパがうまくお金に変えますから。きちんと書面にしますから、ご両親も交えてお話ししてもいいですね」

「そうですね、その方が安心です」


 親が目を回してひっくり返りそうだな、チラッとフェリシティは思った。


「船やお屋敷はともかくとして、なにか夢を持ってみたら? 迷ったときに、その夢を思い出すと、進む道を決めやすいわよ」


 作家として独自の道を突き進んでいるエイミーの言葉。フェリシティは部屋を見回す。


「私も、こういう工房が欲しいです。壁一面が棚になっていて、刺繍糸や布をきちんと整理できるの。刺繍に疲れたら散歩に出かけて森を眺めたり、海に足をつけてみたり」

「それって、ここってことでは」


 エイミーが首を傾げる。


「ここに来て、この工房を見て、自分の欲しいものがはっきり分かったんです」

「では、この工房はあなたのものよ、フェリシティさん」


 部屋にマーゴットが入ってくる。穏やかに微笑みながら、マーゴットはフェリシティの手を握った。


「領主のマーティンさんも了承済みです。いつでも、好きな時にここに来て、刺繍をしてくださいな。フェリシティさんが刺繍してくださったナプキン、とても好評です」

「ええっ、でも、そんなこと」


「パッパにあなたのことを聞いて、みんなで案を出し合って工房を作ったのよ。王宮の裁縫部屋を元にして、刺繍部屋を作ってみたの。間に合ってよかった。追い詰めたらいけないと思って、今までは内緒にしていたのです」

「ここを、私のために」


 どうりで使いやすいわけだ。


「私のスキルは草刈りなの。あるものをバッサバッサ刈っていくのは得意なのよ。でも、私は何かを生み出すことはできない。新しいものを作り出す人は、尊敬するわ。ここを第二の故郷と思って、気軽にいらしてくださいね。ずっと住んでいただいても、もちろんいいのです」


「夢みたいです」

「やったじゃない、フェリシティ様の夢、早速叶っちゃったじゃない」


 エイミーが叫ぶ。


「本当です。すごいです。私、私、次はワンピースを作ります。マーゴット様とエイミー様に。あ、もしよろしければ」

「もちろんですわ、楽しみです」

「嬉しいわ。できればアタシのワンピースには、このハンカチの模様も取り入れてほしいな」

「はい」


 フェリシティの頭には、ワンピースをまとったマーゴットとエイミーが、もう見えている。


「マーゴット様には、ホテルの部屋から見た朝焼けを描いたワンピース。生地は薄い水色。大空に、淡い赤紫の雲が広がっているの。バロメッツの糸を使うわ。濃淡の強弱をつけて赤紫色に染めるの。刺繍はマーゴット様の胸元辺りから裾まで。裾に行くほど雲の色が濃くなるのよ」


 フェリシティはうっとりして、独り言のようにつぶやく。


「エイミー様のワンピースは、奇抜で大胆に。大きな柄をポンポンと刺繍するわ。生地は白、刺繍糸は黒一色。それなら、大きな柄を色々刺してもうるさすぎない。本、ペン、インク壺、筆、絵具。あ、筆が線を引いているように、そこだけは色をつけようかしら」


「素敵ね」

「最高だわ」


 マーゴットとエイミーがパチパチと拍手をした。陶然としていたフェリシティはハッと我に返り、顔を赤らめる。


「フェリシティ様がここを拠点にしていただけるなら、裁縫や刺繍が得意な人を集めますわ」

「ぜひ、よろしくお願いします」


 フェリシティはマーゴットにペコリと頭を下げる。マーゴットとエイミーが、フェリシティの手を握った。


「宣伝は任せて。アタシの新作にハンカチとワンピースの絵を載せるわね」

「では、私はご実家に伺ったり、職人を探したり、契約書の草案を作ったり、色々」


 パッパは、あー忙しい、と言いながら嬉しそうに旅立った。

 ユグドランド島に新たな産業が生まれようとしている。



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― 新着の感想 ―
パッパキタ〜〜〜!!! 待ってました!! はぁ〜〜いいですなぁ〜〜ステキ。 この世界まだ図案染める技術ないのかな。なさげだな。 西洋が羊毛と綿糸からの刺繍文化大ブレイクした歴史を見ると、日本や中国の布…
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