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現実主義者の俺が青春ラブコメに巻き込まれる  作者: 小西 悠人
アスリート氷織鈴華編
57/91

【47話】球技大会開始!

 こんにちは、


 今日も頑張って投稿しました。


 土日は一日中バイトのため投稿できないかもしれません。


 よかったら過去の話も読んでください!


ぜひ、ブックマーク、評価、感想お待ちしております


「来週の球技大会、俺たちのクラスはサッカーで出る。もしそれでうちのクラスが優勝したら、試合に出てくれ!」


 そう、三宅が提案を申し出てきた。


 「いきなり、どうした?」


 「球技大会でお前のクラスを倒して、優勝すれば俺たちの本気が伝わるだろ」


 三宅のクラスにはサッカー部員が確か4人いたはず。


 球技大会は全学年合同で行われ、三年生も参加する。


 総合的に考えて、三宅のクラスはこの学校で強い部類に入るだろう。


 ただ、三宅は一つ勘違いをしている。


 「盛り上がってるところ悪いが、俺のクラスはサッカーに出ないぞ」


 「え?」


 「俺たちのクラスはバスケに出るんだぞ」


 「マジか」


 困惑する三宅。


 提案の前提そのものが覆ってしまったからな。


 それでも、


 「でも、もし三宅のクラスがサッカーで優勝したら、大会のことを考えてもいいぞ」


 「本当か?」


 「ああ」


 球技大会のサッカーの競争率は高く、参加するクラスは多い。


 その中で優勝するのは、結構な倍率。


 それで、優勝するなら三宅達の本気も分かる。


 それに何度も断ってきても悪いし、ここで蹴りをつけよう。


 

 それからの一週間は多くのクラスでは球技大会の練習が行われた。


 うちのクラスも例外ではなく、多くの生徒が汗を流しながら練習をしている。


 俺はさっさと帰ろうとしたが、圭人と大久保に連行されてしまった。


 今はゴール一つを借りて、シュート練習している。


 圭人と大久保はさすがの運動神経とセンスでしっかりと決めていく。


 それ以外の生徒も決して上手いわけではないが、まぁ、バスケはできるくらいの運動能力はある。


 冷静に分析していると、俺の番にきた。


 俺は圭人からパスをもらい、そのままステップを踏んでレイアップシュートを決める。


 その後も一対一や三対三の練習を行う。


 その中でも俺は、圭人や大久保を何度も躱し、抜き去り、ゴールを決める。


 俺のバスケ能力に驚くクラスメイト達、


 俺はドリブルで抜く、ゴールを決める度に懐かしさを覚える。


 たった半年ほどだけだったが、バスケの練習を付き合っていた。


 バスケが上手くなりたいけど、相手がいないから練習相手になってと頼まれて、


 別に俺はバスケが上手いわけではなかった。


 特にノウハウもないから、俺よりいい練習相手はいるだろうから、断ろうと思った。


 だけど、その彼女は俺を憧れと言ってくれて、必死に頼み込んできた。


 だから、断らず、練習相手になることにした。いいリフレッシュになると思ったから


 初めの方は、まだドリブルが拙くて、俺の運動神経でどうにかなった。


 だけど、練習を積み重ねるうちに俺も彼女も上達してきた。


 そして、彼女は部活でレギュラーを取れるようになり、選抜にも選ばれるようになった。


 ちょっと事情があって2人の練習は半年で終わったけど、彼女は1人でも練習を続けて、成長していった。

 

 そいつは今では県内有数の選手になって活躍している。

 

 

 「おい、笹原なんでそんなにバスケ上手いんだ?」


 「一時期やっていた時期があっただけ」


 「これなら、俺たちの優勝は間違いないな」


 「え?俺出る気はないぞ」


 「いや、出ろよ!」

 

 「めんどい」


 「お前なあ」


 呆れたように言う大久保。


 仕方ない、俺はこの時間勉強に充てたいのだから。


 「まぁまぁ、いいじゃないか」


 圭人が大久保の肩に手を置いて割り込んでくる。


 「工藤、そう言っても笹原使わないのは勿体無いだろ」


 「いいじゃん、俺たちで勝てなさそうだったら使う切り札として使うってことで」


 「まぁ、それならいいか」


 圭人ナイス!


 正直、圭人と大久保がいれば俺の出る幕なく優勝できるだろう。


 圭人が手を抜かない限り、


 あいつならやりかねないのが怖い。




 「ちょっと、そこしっかり守備して!」


 隣のコートから大きな指示が聞こえる。


 声の主は鈴華だった。


 隣のコートではうちのクラスの女子がバスケの練習をしている。


 「ちゃんとやってるよ氷織さん」


 「いや、そこの守備甘いよ。それだと簡単に崩されるよ」

 

 「そんな、球技大会なんだからもっと楽しくやろうよ」


 鈴華とクラスメイトには温度差がある。


 鈴華はバスケには特にストイックなのに対して、クラスメイトは楽しむために練習をしている。


 「それでもやるならとことんやろうよ」


 「それは頑張るけど、いきなり氷織さんみたいに上手くできないよ」

 「そうそう」

 「ちょっと初心者のことも考えてよ」


 「わかったよ、じゃあみんなは練習してて。私は勝手にやるから」


 そう言って、昼休みのように1人で練習をし始める鈴華。


 クラスメイトは少し困惑してから、楽しそうにミニゲームを始めた。


 どっちかて言うとクラスメイトの方が正しい。


 初心者にいきなり鈴華のレベルで練習させるのは無理。


 それは鈴華もわかっているはずなのに、なんであんなに不機嫌なのか、


 その後も男子も女子も練習していたが、鈴華が練習に加わることはなかった。


 校庭では三宅のクラスも必死で練習に取り組んでいた。




 そして、球技大会当日になった。


 

 

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