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現実主義者の俺が青春ラブコメに巻き込まれる  作者: 小西 悠人
正義の女子黒瀬沙羅
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【エピローグ】黒瀬沙羅

こんちには


ようやく黒瀬編が終わりました。


意外と書き続けるって大変ですね。


ぜひ、ブックマーク、感想、評価お願いします。


これからも応援よろしくお願いします

私、黒瀬沙羅の朝は早い。


 すぐに朝食、身支度を終えて学校に向かう。


 誰よりも早く教室に着いて、教室の整理をして、終わったら勉強を始める。


 先週、私はずっと苦しめられてきた父の呪縛から解放された。


 長年、家庭内暴力を振るわれて、大学に行かせないと言ってくる父。


 先日、正式に離婚手続きを踏んで、母と父は離婚した。


 母が長年、集めていたDVの証拠のおかげですんなり、離婚でき、幾らかの慰謝料をもらうこともできた。


 まぁ、父はそれだけでなく政治の不正や脱税などの悪行がバレて、今は警察のお世話になっているからそれどころではない。


 今度の選挙で父は議員から外れるだろう。


 今、私は母と2人で暮らしている。


 今までの母の病弱っぷりは演技だったらしく、今日も元気に会社に向かっていった。


 あの後、母とよく話してお互い謝ってお互い泣いた。


 これも全部、笹原のおかげだ。


 笹原があの時、私を呼び止めてくれたから


 私の心が折れかけた時、私を救ってくれたから


 私のために、本気で怒ってくれたから


 しばらくすると、笹原が一人で登校してきた。


「おはよう、今日は一人なの?朝比奈さんは?」


「おはよう、花菜はまだ寝てるから先に来ただけ。たまには早く登校するのもいいかなって」


 うそつき。


 本当は私を心配して、早く登校してきてくれたのだろう。


 私は今まで自分が犯した罪の罪悪感から逃れるために善い行いをしてきた。


 それはただの偽善で、私は善人なんかじゃ、正義なんかじゃない。


 そんな醜い私でも、笹原は肯定してくれた。


 私は正しいのと、ちゃんと自分に向き合ってるのだと。


 その言葉にどれだけ救われたか、あなたはわからないのだろう。


 私は父の暴力の弊害なのか、男性のことが嫌いで、触れることが出来なかった。


 なのに、私はあなたとは握手を交わすことができた。


 「あと、黒瀬言ってなかったけど」


 「なに?」


 「この前のテストは一応俺の勝ちだからな。次も勝つからな」


 「今度は私が勝つに決まってるじゃない」


 私はこれからも勉強に励もう。


 彼のライバルでいるために、


 そして、彼のそばにいるために、


 私は気がついてしまった。


 男性恐怖症で男性を嫌いだった今まで知ることができなかったこの想い。


 私は彼に恋をしてしまったのだ.


 「負けないからな。あと、委員会の仕事そんなに増やすなよ」


 「嫌だよ。だって私は正義の女だも」


 今までは偽善者だった私。


 これから正義のヒーローになろう。


 彼のような人になるために


 そして、いつか、この想いを伝えよう




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