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現実主義者の俺が青春ラブコメに巻き込まれる  作者: 小西 悠人
正義の女子黒瀬沙羅
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【39話】作戦計画

こんにちは!


今日も寒いですねー


今日は大学が全休だったので、家に引きこもってたんですが、これからバイトに行ってきます。


明日もバイトだー


ぜひ、ブックマーク、評価、感想お願いします!


皆さんの応援が自分の励みになります!


 先日、咲空先輩に黒瀬の件を相談した。


 俺のやる計画は決まった。


 あとは、準備をして本番に備えるだけだ。


 本番は、金曜日。


 黒瀬の父親が出張から戻ってくるその日に決行する。


 黒瀬にはもう計画のことは伝えて合って、心の準備と母親に計画のことを伝えてもらってる。


 


 計画は至って簡単。


 黒瀬が父親に反抗し、それに怒って暴力をふるった父親は隠し撮りする。


 そして、その証拠を持って県警と優秀な弁護士に持っていき、父親を処罰してもらって、二人には接触禁止命令を出してもらうということだ。


 地元の交番や警察には父親の圧力が働いているかもしれないが、ここ埼玉県の県警本部まで権力が及んでいるとは考えられない。


 黒瀬はあまり大事にして欲しくないらしく、静かに問題解決をしたいそうだ。


 

 簡単でかつ有効な作戦。


 この作戦は上手くいく、











            そんなはずはない



 俺が調べた限り、黒瀬雄一は計画的な人物だ。


 上司に暴力を振ったり、いきなり市議会議員に出馬するなど起こった時には突発的な行動するが、基本的には冷静な性格で、この町の改革計画もしっかりとした準備を重ねて、計画的に行われたもので、実際に大成功を収めている。


 そんな人物が家庭内暴力を何度も行っている。


 バレれば即社会的に死ぬ行為を継続的に繰り返している、


 もちろん権力からの自信かもしれないが、それにしたって奇妙だ。


 ということは、例え黒瀬たちがこの件をばらしても大丈夫、もしくはばらさないように何か考えがるのか?


 どちらにしても、俺たちの計画がスムーズにいくとは思えない。


 

 だから、俺は次の一手、二手、三手先まで用意しておく必要がある。



 黒瀬を自由にするために。

 

 クソジジイを叩きのめすために。



 さて、まずは、


 「ちょっと花菜いいか?」


 「なに?カズ」


 帰る前の花菜を捕まえる。


 「この前、黒瀬に服を貸してくれてありがとな」


 「いいって。それに沙羅ちゃんからお詫びでお菓子もらったから全然オッケー」


 なんとも優しい幼馴染でよかった。


 「それじゃあ、頼みごとがあって」


 「うん、なに?」


 「黒瀬のことなんだけど、いろいろあってちょっと相談に乗ったり、気にかけてくれないか」


 「うん、もちろんいいよ」


 黒瀬はこの一週間で大きく心に負荷がかかってるはずだ。


 それに週末には父親に反抗するという計画もあって相当なストレスが溜まってるだろう。


 黒瀬のことだから気丈にふるまっているが、内心は一杯一杯だろう。


 

 花菜なら事情を聞かなくても協力してくれるし、優しく、誰とでも仲良くなれるほどフレンドリーな性格だから黒瀬のメンタルケアにはうってつけだ。


 黒瀬も少しは気が楽になるだろう。


 計画決行の前に倒れられたら困るからな。


 「ありがとう、よろしくな」


 「うん、任されました」


 早速、花菜は黒瀬の元に行ってった。


 


 さて、次に行くか


 俺は放課後になってもまだ帰らず、美術部であるアニオタ友の阿部と話している吉田を見つけた。


 前までだったら、放課後になったら一目散に下校していた吉田が、


 こんなに成長するなんて、


 ッと、感慨ぶってる場合じゃないな。


 「吉田、ちょっといいか?」


 「なに?笹原君」


 「いや、ちょっと頼みごとがあって」


 「なに?笹原君には借りがあるから聞くよ」


 「お前ってパソコン詳しいよな」


 「まぁ、オタクならパソコンは必需品だからね」


 眼鏡をキラリと光らせながらいう吉田。


 隣の阿部もうんうん、と同調している。


 「それで情報収集とか得意か?」


 「もちろん、オタクにとって情報収集能力は必須だからね」


 「そうそう、イベントの情報とかすぐ集めないといけないからね」


 さすがオタク、熱量が違うわ


 「それで、調べてほしいことなんだけど……」


 「うん、わかった」


 「サンキュー、金曜日までによろしく」


 「了解!」


 敬礼ポーズをとる吉田。なんかユーモアな奴になったな。


 


 そして、最後に


 「おーい、圭人。ちょっといいか」


 「いいわけないだろ、貴重な休憩中だ」


 親友の圭人を訪ねて、テニスコートに来ている


 ほんとは圭人は部活があるから、一番早く訪ねるつもりだったんだけど、放課後になると一瞬でいなくなってた。


 部活の虫だな。


 「で、用って何?もう少しで夏の大会あるから早く済ませよ」


 そうか、もう運動部は夏の大会があるのか、


 部活に行かなさ過ぎて、気づかなかったわ。


 もしかしたら、三宅の言ってた件て夏の大会のことかもな。


 「悪い悪い、手短に言うと人手が欲しくてな」


 圭人の意識がこっちに向く。


 「それって、俺にしか頼めないことか」


 「そうだ」


 頭を搔きながら、少し嫌そうな顔をする圭人。


 俺だって本当は頼りたくない。


 だが、相手も相手だ。


 四の五の言いてられない。


 「わーかったよ。部活終わったら、やるから詳細送っといて」


 「マジで助かる、ありがとう」


 「その代わり、夏の大会終わったらおいしいもの奢れよ」


 「分かってるって」


 「俺はそこら辺のものじゃ満足しないからな」


 「分かってるって、ありがとな」


 「おう!」


 圭人は部活に戻っていった。


 やっぱり持つべきものは優秀な親友だな。


 

 これで準備は完了した。


 あとは決行日を待つだけだ。






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