【31話】中間テスト
お久しぶりです。
テスト期間が終わって、夏休みに入りました。
いっぱい書きまくりますので、ぜひ読んでください。
ガガガ文庫の新人賞にも応募しようと思ってます。
ぜひ、ブックマーク、評価、感想、応援待ってます!
体育祭が終わり、土日を挟んで今日から中間テストだ。
中間テストは、いくつかの教科を月火水木の四日間に分けて行われる。
だから、一日平均2~3教科程だけなので午前中には学校が終わり、午後からは明日のテストの教科の勉強に時間を費やすことができるわけだ。
そして、うちの学校の定期考査では、その結果が学校の掲示板に張り出されることになってる。
張り出されるのは、上位50名だけなので、生徒はその順位に入ろうとテスト勉強に励んでいる。
一応進学校のことだけあって、学校の学習レベルも高い方であり、生徒のレベルも向上心も高い。花菜や鈴華みたいな生徒は除くが、
だから、競争が激しく、その張り出される名前は常時変わるし、名前は常にあるが順位が激しく入れ替わる。
俺も常に2位を獲り続けてるわけではなく、一桁台の順位で彷徨ってたり、一時期は二ケタ台になったこともあった。
最近では常に5位以内に入れるぐらいに安定するようになった。
しかし、その中で入学してから常に1位に名を連ねる者がいた。
それが、黒瀬沙羅だ。
彼女は入学してから、一度も1位以下に沈むことなく、満点に近い点数を叩き出してきた。
学校のテスト以外でも、全国模試でも上位をキープして、英検1級などの資格も多数所有しているらしい。
完全無欠の城塞だ。
もう、ほとんどの生徒は一位を取るのを諦めている。
だが、俺は諦めない。
いい大学、いい将来のためにも、黒瀬は倒すべき相手だ。
前回の春休み明けのテストでは惜しくも負けてしまったが、今回は勝つ。
俺はこの中間テストに向けて、体育祭の準備がある中でもなんとか時間を作り、テスト対策をしてきた。
いつもは花菜や圭人と勉強会をしたりするのだが、今回は時間がないため断った。
多人数で教え合うのもいいが、やっぱり俺は一人の方が集中できる。
学校のテストは、模試と違って分かりやすい傾向があるため、それを解析するのもテスト対策の内だ。
体育祭当日も隙間時間を勉強に当てるつもりだったが、委員会の仕事だったり、圭人の代わりにリレーを走ったりなどしたため勉強ができなかった分、土日は丸々勉強時間に費やした。
だけど、そんな俺の頭の片隅にある光景がこびりついて、離れなかった。
体育祭が終わった放課後、
委員会が終わり、忘れ物を取りに教室に戻った時に目撃した黒瀬の下着姿。
決して、欲情していているとかではない。
俺の目に焼きついたのは、雪のような白い肌に痛々しく見えた、大量の青痣だ。
通常生活ではありえない怪我だ。
しかし、黒瀬が格闘技や怪我するようなスポーツをしているとは聞いたことはない。
じゃあ、あの怪我はなんなのか?
黒瀬に直接聞くわけにもいかず、この二日間悶々としながらテスト勉強に取り組んだ。
教室に入ると、テスト当日ということもあってクラスメイトは勉強に取り組んでいる。
黒瀬も同じように席について自習している。
一瞬黒瀬と目があった気がしたが、すぐに逸らされた。
触れてほしくないってわけか、
俺も席について最後の自習をする。
「どうだ?仕上がりは」
「まぁ、ぼちぼち。圭人の方はどうなんだ?」
「俺は土日は体育祭の打ち上げで全然勉強してねえわ」
「お前はいつもそう言ってるくせにいい点とるからな」
圭人は毎回、テスト前は遊んでいるらしいが、しっかり高得点を取ってくる。
「まぁ、俺の才能かな」
「嫌味な奴だ」
圭人と軽口を聞いて、自習に戻る。
いったん、黒瀬のことは忘れて、この一週間はこのテストに集中する。
そして、一週間の長いテストが始まった。
どの科目も難易度はそこまで高くなく、一応学校側も体育祭の後ということもあってすこし易しくしてくれたみたいだな。
しっかりとテスト対策したこともあり、どの科目も難なく解くことができた。
だが、俺が解くことができたということは黒瀬も解くことができただろう。
だから、何回も見直ししてケアレスミスを減らす。
こうして月、火、水とテスト三日目まで終えた。




