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現実主義者の俺が青春ラブコメに巻き込まれる  作者: 小西 悠人
正義の女子黒瀬沙羅
32/91

【24話】体育祭準備、練習

投稿しました。


次の話から体育祭に入ります。


自分は体育祭で騎馬戦が一番楽しかった。騎馬の上で相手潰すのが最高


今後も投稿するのでぜひ、見てください


 あれから一週間がたち、月曜日になった。


 今週の金曜日は体育祭本番だ。


 先週までは、昼休みや放課後に体育祭の競技練習や風紀委員会などの活動もあったが、なんとか部活を言い訳にサボりつつも、体育祭の次の週から始まる中間テストの勉強時間を確保できた。


 だけど、今日からはそうはいかない。


 今週の金曜日が本番のため、練習や活動も本格的になるし、言い訳にしていた部活動も活動停止。これからは否応なく、練習に参加させられるわけだ。


 勉強できない!


 ていうか、体育祭の翌週に定期考査を計画している学校側がおかしいだろ、少しは配慮しろよ!


 放課後にテスト勉強できないため、つまらない授業中に内職してなんとかテスト対策をしている。


 というわけで、俺は今日から始まるペアダンスの練習をするため、圭人や花菜たちと校庭にいる。


 「はぁ、なんで俺がこんな羽目に」


 「もうあきらめろって、勉強のことなんて忘れて楽しもうぜ」


 「そうだ、そうだ。工藤君の言う通りだよ」


 「圭人は勉強しなくてもいい点数取れるからいいよな。花菜はもっと頑張れよ」


 圭人は俺と違って、何でも器用にこなすタイプでいつも特に勉強せずにテストに取り組んで上位をキープしている。


 「でも、黒瀬さんだってしっかり練習に参加してるんだし、状況は同じなんだから負けんなよ」


 俺とペアダンスのパートナーである黒瀬ももちろん練習に参加している。


 こいつは他にも風紀委員会の委員長として活動したり、実行委員としても活動していて、最近は俺よりも忙しい日々を送ってるはずだ。

 

 さすが優等生。


 他人のために自分の時間を使うなんて、咲空先輩と同じように俺には真似できないな。


 確かに、勝負は同じ土俵こそではっきりする。


 絶対、中間テスト一位を勝ち取ってやる。


 三年生も校庭に集まりだし、全員が揃ったため、俺たちの白組の団長である三年生が仕切り始める。


 「では、これからペアダンスの練習を始めます。初めに俺と副団長が見本を見せるので見てください。その次にいくつかのグループに分かれて振付を覚えてもらいます」


 朝礼台の上で団長と副団長がペアダンスを踊り始める。


 事前にプリントで振付の流れを確認していたが、実査しにみるとさすが、カップルイベントというだけあってペアの距離が近い。時には手をつないだり、ハイタッチをしたりなども含まれているため少し気恥ずかしさを感じそうだが、俺の相手は黒瀬だ。


 正直、気恥ずかしさの微塵も感じないだろう、まぁ、それはお互い様か、


 一通りダンスが終わり、グループに分かれて振付を確認する。


 同じグループの三年生はもうペアで振付を確認しながら踊り始めている。


 ダンスを見るに、この前から練習していたのだろう。


 他のグループの方をも見ると圭人と花菜は楽しそうにダンスしている。あいつらは器用だからな。


 鈴華と大久保は踊りに四苦八苦しているようだ。二人とも脳筋だから、リズム感ないのか


 さて、観察はこの程度にして


 「俺たちもやるか、黒瀬」


 「あ、うん。そうね」


 この練習で振付を完璧にする。全体練習中に完璧に踊れるようになれば、自主的に練習する必要がなく、時間を作ることができる。


 俺と黒瀬はリズムに合わせて振付を一通り踊る。


 振付自体はそんな難しくないので、簡単に覚えられるだろう、


 踊りはじめ、次のパートからはパートナとの手をつないで踊る振り付けとなっている。


 普通は女子と手をつなぐのは恥ずかしく思うが、俺はよく花菜にスキンシップされているのでそこまで抵抗はない。

 

 俺は手をつなぐために黒瀬に向かって手を伸ばしたが、綺麗に躱されてしまった。


 「おい、黒瀬。何してるんだよ」


 「笹原君、悪いんだけど練習の時は私に触らないでくれるかしら」


 なんと、俺のことを全面拒否


 「そんなに俺が嫌かよ」


 「そういうわけじゃないけど」


 「じゃあ、どういうことだよ」


 「お願い、本番ではしっかりやるから」


 必死に頼み込む黒瀬。


 何事にも真面目に取り組む黒瀬からの嘆願。


 なにかトラウマでもあるのか、これ以上立ち入っても逆効果だな


 「わかったよ。その代わり本番ではしっかりやれよ。注意されたくないし」


 「分かったわ」


 その後の全体練習も振付を確認しながら、他のグループと一緒に踊ったが、俺と黒瀬が触れることは一度もなかった。


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