~1話~気づきたくない
寒いです。。
ゆるりと更新していきます。
年月がたち、人類は男性のみの世界へ変貌を遂げた。
そして神様は、男性の性を
α【アルファ】β【ベータ】Ω【オメガ】
の3つに分けた。
α【アルファ】いわばエリートだ。
会社の代表取締役、幹部、弁護士、医者、政治家…例を挙げるときりがないが、つまりこの世のトップなどに君臨するのがαでありαは、人口が少ない。この世の中の約2割〜3割と言われている。
α×Ω=受精比率100%
α×α=妊娠しない。
αとΩの間には番と言うシステムがあり、運命の番に出会うと、もう離れることが出来ない。
Ωの発情期にあたるのヒート状態になる。
β【ベータ】この世で一番人口が多く普通の男性と同じである。
つまり一般市民だ。
β×Ω=受精比率40〜80%数をこなせば妊娠する。
β×β=妊娠しない。
α×β=妊娠しない。
β×α=妊娠しない。
Ω【オメガ】人口がα(アルファ)よりも少数人口であり
Ωのみ妊娠・出産が可能である。
月に1度、発情期が存在する。
そして、ピルと言う錠剤を一日一回服用服用しなくてはならない。発情期がきてしまうと、公害になってしまう為特効薬を直ちに打たなくてはならない。
そんな世界に生まれた
僕の名前は、梓川 鈴翔
僕の性は"オメガ"です。
オメガバースのことは小学5年生の授業でならった。
最初は何のことだかわからなかったけれど…
僕にも、とうとう中学2年で、発情期が来たらしい…。
『…はぁっ…はぁっ…っは……ど…しよ…っはぁ…はぁっ…』
しかも今は、修学旅行で自由行動中なんです。
そして…トイレの個室にいます…。
「発情期って、思ってたより辛い…どうしよう…特効薬部屋に忘れてきた…」
するとそこに、
『おーい?大丈夫かー?あずかわー?』
クラスメイトで僕のことを"あずかわ"と呼び馬鹿にし、何かと僕に絡んでくるやつの名前は、里屋 嶺佑だ…。
梓『ッ…来る…な…。はぁっ…はぁ…っ…』
里『おい…ほんとに、大丈夫か…?ッ!?お…おい…おま…え…オメ…ガか!?ッ…はぁっ…はぁ…っ…はぁっ…------』
梓『…ッ…え?』
「くそっ…里屋にバレた…ッ…一番知られたくないやつなのに…ッ!」
里『…ッ…おいっ…お前…っはぁ…特…効薬どこだよ…ッ…。!?…』
梓『…ッえ…?!はぁっ…っはぁ…』
里『どこだっつってんだよ!?答えろ!…っはぁ…はぁっ…』
梓『…はぁっ…あっ…えっ…と…旅…館…のっはぁ…キャリー…の…はぁっ…中…はぁっ…』
里『っはぁ…わか…った…はぁっ…待ってろよ…?!ここから動くんじゃね…ぞ!?外にも…出るなよ!はぁっ…』
そう言うと、何処かへ走って行ってしまった。
梓『な…んだよ…それっ…はぁっ…っはぁっ…』
僕はその時、次に起こる出来事を想像すらしていなかった。
まさか、あんな事になるなんて…
こんにちは!如何だったでしょうか?
どうなるんでしょうね…(笑)
オメガバースは初めて書きますが、なかなか…難しいです…(笑)
最近バタバタしていて忙しいので更新は、かなりゆっくりになりますが、不定期にはなると思いますが更新できるといいなと思っています。
王道ストーリーにはなると思いますが
是非、最終話までお付き合い頂けると幸いです(*^^*)