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近未来ストーリーG  作者: 活動寫眞
近未来ストーリーG
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エピローグ

終末学園です。

【-エピローグ-】



生徒「なんでも卒業式が中止だってよ」

生徒「へぇー、そんなことあるんだな?」

生徒「都市伝説みたいなもんだから本当かどうかわからないけどな!」

生徒「すぅーっと現れ、うらめしや~」

生徒「幽霊じゃないから(笑)」

生徒「伝説なんだろ?実在するのか?」


先生「おい、おめーら、無駄話してないで早く体育館に行うように!」


生徒「なんでこんな雨の日にまで朝の朝礼するんですか?」


先生「まっ、決まりだしな!それに校長が話したんだよ、みんなの前で」


生徒「校内放送とかでいいじゃん!」


先生「気持ちは分からなくもないが、一様は上司だし」


生徒「何か醜い縦社会を一瞬垣間見せたよ、この先生!」


先生「お前ら黙っとけよ!一蓮托生!連帯責任だからな!」


生徒「あっ、ずっりーよ!」

生徒「これは後に不祥事を起こした場合は我々が生き証人ですね。」


先生「あら、良かれと思って言ったのに脅されてる!ってか早く行け!」


生徒「はーい」


校長「はい、はーい!みなさん、おはようございます。

   今日は生憎の雨ですねぇ。でも恒例の朝の朝礼は休みませんよ~

   そうですね、炎天下の外で朝からするよりはマシだと思いますよ。

   流石に貧血で倒れる生徒の確立がグンっと下がると思いますからねぇ。

   僕的は、倒れられても一向に構いませんけどねぇ。なぜかって?

   皆さんより僕の方が早く倒れる自信があります。

   これは学生時代から負けた事がありません!・・・そう、自負しています!」


生徒「(無駄な朝礼この上ないよ)」

生徒「(不適切発言もここまで連発されると笑える)」


校長「そんな与太話は置いといてですねぇ、

     今日から我々の新しい仲間を紹介します!」


生徒「(おい、普通は新任教師とか用務員さんとかって言わないか?)」

生徒「(確かに“新しい”って恥ずかしいなぁ)」

生徒「(あんな校長の仲間ってのも気になるが、転校生くらいにしか使わないだろ?)」

生徒「(僕はかなりの確立で“あり”だと思われます!)」

生徒「(校長の信者がスイッチ入ったぞ~!誰か止めろ~!)」

生徒「(やはり互いの氏素性は違えど、同じ職場で働く者同士、

   仲間として戦うべきです!背中を預けられるような戦いが出来てこそ、

   チームワークもより強固なものに命を張って戦場に赴き、

   勝利を得るためにも、仲間意識は対セル・・・)」


先生「(おまえ、五月蝿いぞぉ、ちゃんと黙って聞くように!)」ゴンッ


生徒「(さすが先生だ!)」

生徒「(奴の暴走を止めたぞ!)」

生徒「(我らが救世主だ!w)」

生徒「(お前はその台詞を言いたいだけだろ?笑ってるし)」

生徒「(せめて真顔で言うべきだな、まだまだだな)」

生徒「(お前ら審査辛いよ!素人相手に本気になる・・・)」


先生「(おまえも五月蝿い!)」ボコッ


生徒「(いろんな意味で哀れだな)」

生徒「(ボケ批判されて例えツッコミも阻止されて)」


校長「では、本日23人目の仲間を紹介しまーす!」


生徒「(何の仲間増やしてるんだ!うちの学校は?!)」


校長「なんでも、腕は一流だが同じ場所に居座ることを拒み

   全国各地で子供たちの笑顔を見るために流れ板をしてるそうです。

   給食のおばぁッッッツアーー!?」


ドゴゴゴゴゴゴゴゴッゴオッゴオッゴゴゴオゴゴゴッゴゴゴゴンン!!!!!!!


先生「校長っ!?」


生徒「うわ!校長が校庭の端に刺さってるぞ!?」

生徒「バリヤベーよ!」


謎の女「ご紹介に預かりました、“シェフ”です。

    注意事項を2つばかり・・・給食室は私の完全支配下なので

    無闇に入らないように罠的なものが発動します!こうザックリパカって!」


生徒「完全にトラップあるよ!的じゃねーよ!確実に死ぬよ!」

生徒「それ以前に給食室ねーよっ!」


謎の女「もう1つは、私のことは“シェフ”とお呼びっ!」


生徒「殺人シェフだよっ!」

生徒「ってか都市伝説だ---っ!!」


謎の女「これから皆さんの胃袋を預かりますので、宜しくお願いします♪」


生徒「あわわわわわ~!」

生徒「きっと預かる意味が絶対違うぞ!預けさせられるぞ!」


先生「どうやら本物のようですねっ・・・」


美術教師「そのようね、ワタシのアフロも反応してるわ!!」





-完-

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