家族の・・・・それから
事件から・・2ケ月後 メグミ16歳
あれから何が変わった?って
ああ、何も変わってないわよ。
北海道の大騒動の2ケ月後
おばあちゃんが死んだ。
それは驚くことではなかったけれど・・・悲しかった。
私はきついお叱りを受けたが、
ジャズじじいとおばあちゃんの
企みということで一段落
騒動にかかった費用、
警察の稼働費用がなんと1000万
うその通報をして、捜査や捜索にかかった費用は請求されることがあるのだ。
仲直りしたパパとおじさんは、
遺産から、その費用をそれこそ そそくさと払い、
残りの遺産を半分ずつ手にした。
で・・・いつしか、
それも風化していった。
全く日常は変わらない。
(メール受信)アッ、メールが来た!
「メグミ 何時に帰るの?」
ママからだ。
全く人も変わらない!
相変わらずうるさい…
しかも、きっと男といるんだ。
(メール受信)次のメールが来た。
「50Kでどう?当方、
35歳のリーマンです」
私も変わらない。
お金じゃなくて、誰かといたい。
そこは、変わったかな。
「じゃ、明日の20時池袋の**で」
「OK」
悪くない値段だ。
遺産が入っても、
通帳の数字が増えただけ…
お金で、家族崩壊は止まらないのだ。
でも私には、新しい習慣が
・・・おばあちゃんの写真に
花をお供えするようになった。
それだけが
DO THE RIGHT THING
正しい事をやってみたかった。
おばあちゃんに「アイラブユー」って
いい続けたいのだ。
おばあちゃんを思い続けているのは
私くらいかな?
「歳だから仕方ない」
パパもママも、そう言っている。
それは、判ってるけど、
あのおばあちゃんの家出の情熱は
もっと真剣に受け止めなきゃ。
忘れちゃダメなの?
「やっぱり家出しようかな・・・・」
メグミは、
机の中から通帳を出してきた。
そこには
1000000000円・・・・
おばあちゃんは、子供たちに
10億円隠していたのだ。
それをメグミに渡してくれた。
「あなたの事が一番好きよ、
あなただけが私に無償の愛を
見せてくれた」
無償の愛ってなんだろう・・・
いまも円光しているけど、お金は持っている。
まっいいか・・・・
でも、これで老人ホームを作るなんて
計画をジャズじじいと進めてるなんて
知ったら、
パパもママもぶっ倒れるよね。
でも、ちゃんと愛は返さなきゃ?




