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悪魔倶楽部  作者: ぴらみっど
魔界冒険編
217/359

聖魚



 人口密度が高いムウだが、人混みがある場所は海沿いの道とその付近、あとは町の中央あたりと決まっていた。海沿いの道はムウの町並みが一番綺麗に見える場所であり、数十隻の船が集まる港の様子を見物できる場所でもある。また、商売関連の店をはじめとした民家以外の建物が固まっている場所でもあった。そのため外から来た旅人もムウの住人も海沿いの道路に集まるのである。町の中央にそびえる白い塔と、塔を囲う広場も観光名所兼ムウの住人たちの憩いの場となっており、結構な数の悪魔が集まっていた。ほかの場所で混雑が発生することはほとんど無い。


 なるべく人通りの少ない道を選んで、樹流徒と兎頭(ととう)の悪魔は町中を歩いていた。兎頭(・・)が言うには、アモンの家はムウの西側にあるという。そこは樹流徒たちが今いる地点から大分離れており、早足で移動しても多少時間がかかるとのことだった。


 兎頭は「黙って歩くのも退屈だから」と言って樹流徒を会話に誘った。話を聞くと、兎頭は四百年くらい前からムウに住んでいて、それまでは貪欲地獄で暮らしていたという。貪欲地獄といえば悪魔倶楽部がある階層だが、兎頭はあの店の元常連客だった。お陰で共通の話題が見付かり二人の会話は少し盛り上がった。ムウの人通りが海沿いの道路と町の中央に集中しているという情報も、会話の中で兎頭が教えてくれたことである。


 そのような調子でしばらくは他愛も無いやりとりが続いたのだが、何かがきっかけで二人はいつの間にかウセレム騒動の話をしていた。

 今まで機嫌が良さそうだった兎頭の表情は一転して曇る。

「ウセレムに家を壊されたからな。当分のあいだ友達の家に泊めてもらうことになってるんだ」

 と、彼はぼやいた。

 そのとき樹流徒は先ほど兎頭に聞けなかったことをふと思い出して、それを尋ねてみる。

「ところでさっきカイムが言っていたな。“家を壊された上に大切なモノを取られた”と。お前は一体ウセレムに何を奪われたんだ?」

「それと事件に何か関係あるのか?」

 嫌な事を思い出したらしく、悪魔の表情は一層暗くなった。

「済まない。何となく気になっただけだ。話したくなければ話さなくても良い」

 樹流徒が答えると、兎頭は「そうか」と頷く。すぐあと「まあ、隠すことでもないし、話してもいいか」と微苦笑を浮かべた。彼は樹流徒の質問に応じる。

「ウセレムに取られた大切なモノってのはダイヤ像のことだよ」

「ダイヤ像?」

「そう。オレの家に飾ってあったダイヤ製の彫像をウセレムに飲み込まれたんだ」

「それは災難だったな……。ついでに聞くが、そのダイヤ像はどんな形をしているんだ?」

 問うと、暗い顔をしていた兎頭は突然嬉しそうに頬を膨らませて自分の胸に親指を立てた。

「実はオレの形をしているんだよ。あの彫像は大きなダイヤを彫ってオレの姿に加工してもらったんだ。わざわざヌトの町で作ってもらった、この世に二つとない特注品なんだぜ」

「そうだったのか……。戻って来るといいな、お前の大切な物」

 樹流徒は相手を励ます。怪物に飲み込まれたものが戻ってくるかどうか疑問なので、ただの気休めになってしまうかもしれない。それでも兎頭は「おう、ありがとな」と少し機嫌を取り戻した様子だった。


 太陽の位置が高くなって風が少し温かくなってきた。メフィストフェレスから教えてもらった通りムウの道路は完全な碁盤目模様になっている。町の中を歩いている最中、行き止まりと出会うことは一度も無かった。


 カイムと別れてから一時間は歩いただろうか。ムウの西側に到着した二人は、とある場所で足を止める。

 そこにあったのは一軒の木造民家。屋根は黄色で、一目見て新築だと分かるくらい外壁は綺麗だ。この町の建物はおよそ全てが切妻屋根に煙突という形で統一されており、その民家も例に漏れず同じ形をしていた。ちなみに木造民家といっても煙突だけは金属で作られている。

 兎頭によるとこの民家こそがアモンの家だという。


「じゃあオレは帰るぜ」

 アモンに会いたくないと見えて、兎頭は目的の場所に着くなり踵を返して歩き出す。樹流徒に礼を言われると一度だけ振り返ったが、それきり立ち止まることなく先の角を曲がって行ってしまった。


 ムウの民家には呼び鈴がついておらず、アモンの家も同様だった。そのため樹流徒は玄関の扉をノックする。一回だけでは反応が無かったので何度かノックすると、ようやく奥から微かな足音が聞こえてきた。

 扉が半分くらいまで開かれ、そこから一体の悪魔が顔だけ出す。この悪魔がアモンに違いない。


 アモンはフクロウの頭部と人間の体を持った悪魔だった。服や装飾品の類は一切身につけておらず、代わりに全身を青っぽいふさふさの毛に覆われている(と言ってもドアが死角になって樹流徒の目には相手の体の一部しか見えていない)。「アモンはいつも眠たそうな顔をしている」と兎頭から聞いていたが、本当にその通りだった。瞼は半分以上閉じられ、黄金色に輝く瞳もどこか虚ろで、今にも眠ってしまいそうだ。


「やあ、どちら様?」

 アモンは声も眠たそうだった。異様にゆっくりした口調で、樹流徒の素性を問う。

「俺は相馬。お前はアモンだな?」

「そうだけど……。ボクに何の用? まさかウセレムの件じゃないよね?」

「え」

 アモンを警戒させないためにウセレムの話は控えるつもりだった樹流徒だが、相手からその話を持ちかけられて多少驚いた。

「なぜ、ウセレムの件だと思うんだ?」

「だって今朝ムウの住人が二、三人ボクの家を訪れてウセレムについて色々聞いていったんだ。きっとアイツら、ボクが騒動の犯人だって疑ってるんだよ」

 少し怯えたような顔になってアモンは言う。彼は、自分がウセレム騒動の原因として疑われていることに気付いていた。

 ならば樹流徒がウセレムの話題を避ける必要はもう無い。

「俺は、別にお前が犯人だと決め付けているわけじゃない。ただ話を聞きに来ただけなんだ」

「ボクは騒動とは関係ないよ。本当だよ」

「ウセレム襲来の前夜、一人で海に出掛けるお前の姿が目撃されている。しかも二回も。一体、何の用で海に出掛けたんだ? それさえ教えてくれれば、お前の疑いは晴れると思う」

「海に行ったのは景色を眺めるためだよ。ボクは夜の海が好きなんだ」

 無実を主張するアモンだが、非常に落ちつきがなかった。眠たそうな瞼の下でしきりに目が泳いでいる。ドアを支えている手も世話しなく指を動かしていた。

「もういいでしょ。他に用事が無いなら帰ってよね。ボクは忙しいんだ。昼寝とか、お客さんの相手とか、昼寝とか、ご飯食べたりとか、あと昼寝とかしなきゃいけないんだ」

 あまり忙しそうではないが、アモンは一方的に話を打ち切ると、勢い良く扉を閉めてしまった。

 彼が犯人と確信していない樹流徒もそれ以上粘るわけにもいかず、大人しくカイムの元へ戻ることにした。


 しばらく人通りの少ない道を歩いてから、海沿いの道路に出る。このまま少しのあいだ真っ直ぐ歩いていれば復旧作業の現場にたどり着くだろう。まだその場所にカイムが残っているかどうかは分からないが……。


 人目を避けたい心理から樹流徒は道路の外側を歩いた。周囲に最低限の注意を払いつつ、アモンのことを思い出す。アモンの怯えようは尋常では無かった。自分が犯人だと疑われていることへの恐怖による怯えだとすれば気の毒としか言えないが、万が一アモンが何かを隠しているのだとしたら、それはウセレム騒動に関することかもしれない。


 そのようなことを考えながら、いくつかの曲がり角を素通りする。

 ある場所を通りかかったとき、無意識のうちに樹流徒の視線は前方へ吸い寄せられた。


 そこには一人の少女が佇んでいた。人間で言えば外見年齢は十四、五といったところだろう。緩いウェーブがかかった水色の長い髪を背中まで垂らし、黒いドレスを着ている。憂いを帯びた赤い瞳は海の方角を向いていた。

 美しくてどこか儚げな少女だった。樹流徒がこの世界に来て間もなく出会った桟橋の女と雰囲気や様子が似ている。違いがあるとすれば、少女の横顔は桟橋で出会った女よりももっと悲しげに見えることだった。泣いているようにも見える。

 陽気な賑わいを見せる通行人たちの中で、一人寂しげに佇む少女の存在は明らかに浮いていた。そのため樹流徒の注意も自然とそちらへ向かったのである。


 一体何を見つめているのだろうか。少女は瞬きひとつせず、土を盛って作られた海岸の緩やかな斜面、あるいはその先で揺れる紺碧の海面あたりに視線を送っている。

 彼女の後ろを樹流徒は静かに通り過ぎた。そのまま少し歩き続けたが、不意に見てしまった少女の横顔が余りにも悲しげで、何か思いつめているようにも感じられて、妙に心に引っかかった。


 思い過ごしならばそれに越したことは無い。そう考えて樹流徒は踵を返す。一度は素通りした少女の元に引き返し、彼女の隣に立った。

 樹流徒の存在に気付いていないのか、無視しているのか、少女は一点を見つめ続けている。

 彼女の視線を辿ってみると、岸に一匹の大きな魚が横たわっていた。虹色に輝く鱗と長い髭が特徴的な綺麗な魚だ。ただ、その魚はすでに鳥か虫に食われた後らしく体の一部がボロボロに崩れていた。


「あの魚がどうかしたのか?」

「え?」

 横から急に声を掛けられて少女は驚いた様子だった。彼女は慌てて手で目を拭うと、隣に立つ樹流徒を見上げる。白い頬には涙の跡が残っていた。

「いきなり話しかけて悪かったな。何となく思いつめているように見えたから」

 樹流徒が言うと

「そうですね……。確かに思い詰めていたかもしれないです」

 にこりと微笑んでから、少女は岸に視線を戻した。そして樹流徒に横顔を向けたまま柔らかい口調で語を継ぐ。

「私……昨日町に来たウセレムに家を壊されてしまったんです」

「ああ、なるほど。それで途方に暮れていたのか」

 一人合点する樹流徒。それを少女は否定した。

「ううん。違うんです。確かに家が壊れてしまったことは残念だけれど、それが悲しいわけじゃないんです」

「ならば他に悲しいことがあるのか?」

「私……ウセレムとは友達だったんです」

 意外な言葉が少女の口から出てきて、樹流徒は表情を微動させる。


「私、ずっと昔ウセレムに助けられたことがあるんです。遠くの海で泳いでいたとき海底生物に襲われて、危うく殺されかけたことろをウセレムに救われました。そのせいでウセレムは深い傷を負ってしまいましたけど」

「すると、もしかしてウセレムの背中にある傷というのは……」

 ウセレムの背中には二つの傷がある。その傷はウセレムが海底生物から悪魔を守ったときについたものだ、とカイムが教えてくれた。

「あれは私を庇ったときに負った傷です」

「そうだったのか」

「ウセレムが私を助けてくれたあの日を境に、私たちは親友になりました。私とウセレムは数え切れないくらい一緒に遊んで、同じ時間を過ごしました。本当に一番大切な友達だったんです。いえ、今でもそう思っています」

「……」

「でも、ウセレムは変わってしまった。私はそれが悲しいんです」

 と、水色髪の少女。

「私たちあんなに仲が良かったのに、ウセレムに私の声はもう届きません。先日も私は町を襲ったウセレムを説得してみましたけど、駄目でした」

「ウセレムが豹変した原因に心当たりは?」

 この少女がウセレムの友達ならば何か思い当たるところがあるかもしれない。

 そう思ったが、樹流徒の期待に反して少女は無言で首を横に降った。親友の彼女ですらウセレムの豹変は不可解としか言いようがないらしい。


 短い沈黙の後。

「あの魚……ウセレムの大好物なんですよ」

 海岸に横たわった魚を見つめたまま少女は言う。

「なんていう種類の魚なんだ?」

 七色に輝く鱗を持つ魚。現世には存在しない生物である。

「“ジェレム”です。ムウ近海にしか生息してないんですよ」

「珍しい魚だな」

「ウセレムがムウの守護竜と呼ばれるようになってから、ウセレムの好物であるジェレムも“聖なる魚”として扱われるようになりました。だから今では、ムウの住人はあの魚を食べてはいけないっていう決まりになっています」

「そうなのか……。でも、食べてはいけないと言われると却って食べたくなるな」

 半分冗談のつもりで樹流徒が言うと

「やめておいたほうがいいですよ。あの魚、危険ですから」

 少女は口元をわずかに緩ませた。

「危険? 毒でも入っているのか?」

「毒……と言えばそうかもしれません。でも別にジェレムを食べたからといって体の具合が悪くなったり死んだりするわけじゃないんです」

 ジェレムには依存性があるんですよ、と少女は言った。

「ジェレムの肉は一部の悪魔に対してとても強い依存性を発揮します。だからもし一度ジェレムを口にすれば病みつきになってしまうかもしれません。あの魚はムウ近海にしか存在しませんから、ジェレムに依存するとムウから離れられなくなってしまいますよ」

「なるほど」

 聖魚ジェレム……。美しいが恐ろしい魚だった。ウセレムの好物だからという理由だけで食用が禁止されたのではなさそうだ。

「もうじき嵐が来ます。どうぞ気をつけて下さい、旅人さん」

 これ以上話はしたくないのか、少女はやんわりとした口調で会話を終わらせた。

 樹流徒は遠くを見た。水平線の彼方に漂う白い雲の奥は灰色に染まっていた。


 少女と別れたあと、樹流徒は海岸沿いの道を歩き続け、ウセレム被害に遭った場所まで戻ってきた。

 (つぐみ)の悪魔カイムはまだそこにいた。老人の姿をした使い魔の肩で羽を休め、復旧作業の進捗(しんちょく)具合を見守っている。


 樹流徒の接近に気付いたカイムは首を軽く捻って怪訝そうな態度を取った。

「ようソーマ。随分早いお帰りだな。さてはアモンに会えなかったか?」

「いや。一応会えた。会話はほとんどできなかったが」

「ふうん……。まあ会えただけ良かったじゃねーか。で? わずかな会話の中で収穫はあったのか?」

「ひとつだけあった。アモンは、自分がウセレム騒動の犯人として疑われていることに気付いていた」

「そうか」

 カイムの反応は薄かった。

「大方、町の連中がアモンの家に押しかけて色々問い詰めたんだろうよ。真夜中の海に出掛けるアモンの姿を目撃したのはアイツ(兎頭)だけじゃなかったってコトだな」

 と笑う。まさにその通りだった。


「アモンに会ってみてソーマはどう感じた? 奴が犯人だと思うか?」

「分からない。アモンと会ったことで却って分からなくなったくらいだ」

 アモンの怯えた態度や落ち着きの無い反応を見ると、犯人だと疑われても仕方ない部分がある。

「でも今の段階で彼を犯人扱いするのは乱暴だ」

 と、樹流徒は補足しておいた。

「まあそうだよな。そもそもウセレムが他者の影響で豹変したとは限らねーし」

「ああ」

 カイムが言うように、ウセレムが誰かに操られていたり洗脳されているという証拠は何一つ無い。単にウセレム自身が変わってしまっただけなのかもしれないのだ。また、仮にウセレムを凶悪化させている犯人がいたとしてもそれがムウの住人とは限らない。海中に潜む悪魔のしわざという可能性はあった。


「誰かがウセレムに化けているとは考えられないか?」

 悪魔ならば他者に変身する能力を持っているかもしれない。その可能性について樹流徒が言及すると、カイムは首を振る。

「ウセレムほどの怪物に変化できるとなると相当な力の持ち主だ。そんな大物悪魔がわざわざムウを襲って供物を要求するなんてケチな真似をするとは思えねーな」

 町を襲ったのはあくまで本物のウセレムだとカイムは考えているようだ。


「ところでオマエ、ムウの住人でもないくせに何で今回の問題を解決しようとしてるんだ?」

 今更になってそれを疑問に感じたらしく、カイムは樹流徒に尋ねる。

「特別な理由は無い。ただのお節介だと思ってくれ」

「ふうん。オマエ変わった悪魔だな」

 樹流徒の答えにカイムは笑った。

 それから一拍置いて

「よう。今夜の宿は決まってるのか?」

 何の脈絡も無く、今度はそのような質問をしてくる。

「いや。決まってない」

 ムウに来た目的は海底神殿の場所を知るための情報収集。それが済めば樹流徒はすぐにムウを出立するつもりだった。どこの宿にするか以前に、一泊するつもりはなかったのだ。

 カイムは「そうか」と頷いて

「だったら宿を紹介してやるよ。町の西側に一軒だけ赤い屋根の宿屋があるんだが、しばらくそこに泊まっても良いぞ。あそこならアモンの家からも近いからな。宿の主人にはオレが話をつけておいてやる」

「それは助かる」

 全く期待していなかった嬉しい心遣いに、樹流徒はわずかに表情を綻ばせた。

「ただしオレはもうしばらくこの場所に残らなきゃいけない。宿の主人と話をするのはその後だ。だからそれまでのあいだオマエも何か別のことをして時間を潰してくれ」

「分かった」

 幸か、不幸か、樹流徒にはやらなければいけないことがあった。それはもちろんメフィストフェレスの捜索である。ウセレム騒動の解決とは別に彼への挨拶も済ませなければいけない。

「それじゃあまた」

 再びカイムに別れを告げて、樹流徒は歩き出す。メフィストフェレスはもう友人に会えたのだろうか? などと考えながら目の前にある角を曲がった。




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