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幻影道 四.五巻   作者: SAKI
32/50

「男の浪漫と男の友情??」その2

 最初は軽い気持ちで作ってた、二人で笑い合いながら変なキャラクターとか作っていた。だが次第に女の身体にあれやこれやとで揉み合いに発展していた、どうやら彼と僕では女性の好みがバッサリ分かれていて馬が合わない状態になっている。


「まさか男が巨乳好きではない奴が現れるとは!!」


 ユウガは根っからの巨乳好きだ、仲間に対しても目線が少し下なのは胸を見ていたのか。


「いやさ、小さいのが好きというわけでもなく普通で良くないかい?」


「例えば?」


 その言葉につい口走った、僕の脳内に浮かんだの一人だけだった。


「ゆ、ユカリちゃんとか??」


 少しだけ口籠った言い方をするとユウガは高笑いした。


「おいおい、それがお前の普通か?」


 ユカリちゃんのスタイルにユウガは鼻で嗤った。どうやら理想より低めらしい。


「そ、そうだよ?見た目も性格も普通だし悪くないと思うけど」


「いいや、普通過ぎて微妙だろ。女は身体の部位が一つでもデカければいいだよ、ユカリは全部普通だから個性が死んでるぜ?強いて言うなら太腿の肉付けがいいくらいか?」


 うーん、結構可愛いいと思うんだけどな………理想を追い求めるならもっと秀でた部分が必要なのか。


「それなら君の理想は仲間はランクインしてたりするのかい?」 


 僕は思考を変え逆の立場の人間に目を向けた、ユウガはそれに対して嬉々として語り始めた。


「知りたいなら教えてやる、まず一人目は“サナエ”だな」


 まさかあのサナエちゃんが…ランクインか、確かに見た目はふくよか・・・いや、ダイエットしてあの体型だから元々は少し丸かったけど僕と生活し始めてから魅力的な体型になったけど性格はネジ曲がって怒りやすくなったような。


「サナエは全体的に太いが特段太ってる訳じゃねぇ、顔は細く、肩は広く、巨乳で尻も脚も太くて下品な話だがめちゃくちゃエロだな」


 そんな目で見てたのかと白い眼差しを送るとユウガは目を逸らしながら話を続けた。


「性格は難ありだが尽くす型だな、俗に言う一途な女で手中に収めれば夜はパーティタイムになるぜ☆」


 依存しやすいのはサナエちゃんの悪い所だと思ったが意外と受けはいいのか、良く分からないなぁ。


「そしてもう一人は・・・えっと・・・アヤだったか?」


 そこ聞き返すなよ、確かにアヤちゃんは自分の名前呼ばれても反応しないし奴隷だったからか誰かしら許可を得たり自己卑下や感情を表現するのがとても苦手だと言っていたな。僕はアヤちゃんでいいよと答えると礼を言って続ける。


「アヤはなんと行ってもあのセーターだな!一目見ただけでエロスを感じたぜ」


 女なら誰でも良さそうだもんな。


「だが欠点は全体的に細すぎる!おっぱいは滅茶苦茶デカいのに腕は枝のように細くて尻は小さい!一度全裸にして確かめたいところだぜ・・・」


 むふふと妄想をする彼には少し悪寒が走った、アヤちゃんは決して悪い人ではないが表現が極端に直球でそれを表すのがとても苦手らしい。全体的に細いのにそれでもランクインするということはやっぱりただの巨乳好きか。


「そして最後は勿論あの女だな!」


 まるで奴隷のオークションをするような熱い眼差しと解りきった女性に僕は悟った。


「氷山の一角に佇む女、ユイ姉だな!!」


 だと思った、ユカリちゃん達はユイちゃん、サナエちゃん、アヤちゃんの事を総称【美人三姉妹】と称してるから最初から分かりきっていた事実にあえて乗っかったけど確かにあの三人はスタイルが良すぎるからか色気が人一倍高い。


「何と言ってもあのおっぱい!!動くだけで男の目を引くボインボインのデカパイ!あれをエロい目で見るのはまず無理だな!まじで巨乳だよな〜!!」


 ユイちゃんを性的な目で見ると後々痛い目に見ることは知ってるにしてユイちゃんは男として惹かれる女性なのは確かだ、容姿端麗、頭脳明晰の才色兼備で八方美人とまではいかないがスタイルも相まって最強フルパワーお姉さんだ。その代わり大人には冷酷非情、悪逆無道の悪鬼羅刹の如く皆殺しにするほどのヤバいお姉さんだと言うことも忘れてはならない。


「おっぱいもそうだが引き締まった肉体にあの包容力、愛らしい顔に誘惑するおっぱい、噂ではユイ姉は十人ぐらいの男と付き合ったとか!!羨ましいよなぁ〜」


 その十人って確か噂では殺害されたみたいなことをエインデから聞いたような・・・しかもバラバラで股間を引きちぎられたって・・・内容はグロテスク過ぎて聞いてるだけで寒気が走ったことをユウガは知らないのだろうか?僕は熱弁する彼、ほぼ胸の話だったたけど彼は猛烈な巨乳好きであり女好きだと言うことも分かった。

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