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幻影道 四.五巻   作者: SAKI
31/50

「男の浪漫と男の友情??」その1

 夏は真っ盛りの季節、僕、アマガミカイトはシェアハウスに住んでいる、数日前に入隊したてのユウガはもうすっかり馴染んでいる、たまにサナエちゃんに叱責を受けながらも僕たちはのんびりと過ごしていたそんなある日の朝、僕は寝起きでリビングルームに行くとそこには既にユウガがパソコンを弄っている、画面はよく見えないが何かしらの作業でもしてるのかと思い声を掛けることにした。


「おはよう、朝から仕事かい?」


 近くで見るとそこには女の子??みたいなのが画面に居る。電子キャラクターというのだろうか?


「おはようさん、今日は少し趣が違うんだ」


 これを見てくれと見せられたのは自作電子キャラクター作成ソフトで作らている女の子だった。


「これは?」


 僕は彼のパソコンの横にある雑誌を拾い上げるとそこにはこんな言葉が記載されていた。


【誰でも簡単!本格的美男少女キャラクター作成ツール!これを使えばあんなことやこんなことも可能!?3Dオリジナルアバター誕生!】


 この記事にはとある会社が作った細部まで拘り抜いたグラフィックと自分の想像する3Dキャラクターが作れるソフト (税込み四万八千円)らしい。

成程、これさえあれば自分好みのキャラクターを作れるってことか。


「朝届いたからよ、早速作ってみたんだがどうも俺の想像だけじゃ究極キャラクターが作れなくてよ!手伝ってくれねぇか?」

 

 ユウガは自作したアバターを削除し、作成画面を僕に見せた、凄いな。頭から爪先まで全て自由に作れるだけじゃない、服や靴、装飾品も自作できるのか。


「もしイラストが苦手ならこの人工思考エーアイ君に描いて貰えば一件落着だぜ?」


 例えばとユウガは作成ページの横に居る奇妙な生物ことエーアイ君?をクリックし、【際どいビキニ】と言葉を入力するとそこに映し出されたのは本当に際どいビキニの衣装だった、カラーリングも布面積を少なくしたい場所も選べるとは・・・


「って、これよく見たら十八禁じゃないか!?」


 雑誌の最後には十八禁と書かれた文字が見えた、つまりは何でもありと言うことか。


「そ、つまり自作したキャラクター同士でエロいことにも使えるってことさ☆」

  

 堂々と言われるとキモいな………で、でも……これでユカリちゃんっぽい子を作れたら………色んなポーズや服も変幻自在ってことか。


「お前も作ってみるか?」


 ユウガの言葉に僕はドクンと心臓を鳴らした。


「い、いいのかい?」


 僕は思わず喜んでしまった、まるで下心丸出しの変人じゃないか!?


 僕の言葉にユウガはやってみようぜとフランクに返した、僕はパソコンを借りて作成するを選び可愛いい女の子キャラクターを作ることにした。

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