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オカマの王子様

遠い遠い世界のお話。ここに一人の王子様がいました。名前はルル。王子様である彼は容姿端麗でスポーツ万能加えて勉強もできる、いうなれば天才でした。しかし、彼はオカマだったのです。素直で正義感が強く曲がったことが大嫌いなとてもいい性格で皆からも慕われるほどのカリスマ、だけどオカマでした。


王子様は独りっ子でした。このままでは子供ができず、国が崩壊してしまうと判断した王様と妃様はルルが男らしくなるように武術や武道を習わせ、果ては長かったルルの髪をショートヘアに切って男らしくさせました。



しかし、その反動でかルルはますますオカマになっていきました。最近ではなんと恋愛対象すら男に変わってしまったのです。



さすがにやり過ぎだと思ったルルが黙っていられる筈がなく努力しました。今以上に高い声が出るようにボイストレーニングや身体のお手入れ。そして、隣国の王子様のシュバレーに恋するようになりました。



いつしか王子様はお姫様として扱われるようになりました。努力の結果、どこから見ても女の子にしか見えなくなりました。



そんなある日、ルルが目を覚ますと身体に異変を感じた。しかし苦笑いしていた顔がだんだん笑顔へと変わっていきました。何故喜んでいるのかと、なんと夢が叶いルルは女の子になてしまったのです。



人は努力すると必ず報われる。しかし、努力していても信じ続けなければならないのです。そう、ルルはいつか女の子になれると信じていたのです。私たちも叶うと信じていれば願いはきっと叶うのでしょうね。

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