76/799
奇襲1-6
奇襲1-6
茜がすうすう言っている場所は未婚者達が集まった場所に自然となった。隣の既婚者達が寄り集まってる場所では、子ども達に「未だなの?」と眠りに付けず 長い夜を暇で持て余していた。
その中の壱人が枕を遠慮がちにすぐ近くの妹か弟や姉か兄かお友達かに持ったまま 当てた。
やられた子どもは自分に当てられた枕を持ったまま やはり お友達に当てる。
行為が行為を繰り返し、次第に白熱し、とうとう 持っていた枕が何処かへと飛んで行ってしまった。…で、誰か にぶっかる。
此処から は「やったな」で枕投げが勃発して加熱していく。大人は自分の子どもを宥めるが、退屈していた分 熱気に包まれるのは早かった。
力一杯 暴れまくる子ども達。それ を止めようとする大人。「止めなさい」という怒涛があっちこっちで鳴り響くが、もう 子どもの耳には届かなかった。




