表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/725

序幕1-6

序幕1-6


茜は魔王へと挑んだ人間の軍勢全ての負傷者の手当てを終えたのは陽が傾き掛け始めた頃だった。


「あ~。お洗濯物が」と茜は沈み行く太陽を眺めながら晴れやかなニッコリ顔で魔王城の壱角に佇んでいた。


「茜」とアマネが声を掛けた。「アマネちゃんだ。お詫びに洋菓子あげる」と両手を合わせて謝った。


「洗濯物は私が干しておきました」とアマネは自分に付いて来い。と動作で茜に促した。


アマネは茜が佇んでいた壱角から反対側。魔王城の内城へと歩む。すると洗濯物が大量に干されていた。


「ありがと。アマネちゃん。お礼にアイスも付けちゃう」と茜は干されている洗濯物を見て言った。


「いえ。私はこの通り軆が植物ですので、それより壱つお訊きしても?」とアマネは聞いた。


「良いよぉ?」と首を少し傾けた茜。アマネは茜が見ていた傾き掛けている陽へと目を向けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ