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奇襲1-1
指名手配先国の奇襲1-1
商会会議に参加した人達は帰宅。その後 家族と相談。明朝 自治区の農家の人達に話す。話し終えて 直ぐに解散。各々 各自が決める事と伝えてから、宿やお店・運搬・運送・鍛冶等を経営している人達の家を壱件壱件 回って伝える事を述べた。「苦しい戦いを強いられるだろう」と重々しい表情で自分で言っておきながら大きなため息を付いていた。
「自治会長」と先程 畑仕事に加勢に集まっていた人が商会会議に参加して来た者の元に転がる勢いで駆け付けて来た。
「どうした?」と本当に息を切らしながら勢いそのままゴロゴロと転がる。「大丈夫か?」と壁に打っ付かり止まった。「外壁から出たら 軍勢が」と連れられて行く。
その先には万は越える軍勢が隊列組んで並んでいるではないか?。今にも攻め入りそうな勢いだ。後 二日くらいの猶予はあるはずである。幾らなんでも早過ぎる。




