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序幕1-18
序幕1-18
「あれ?」と茜は辺りをキロキロと見回す。
茜は城下街へと出てしまっていた。
「…。まぁ、良いか。お買い物 お買い物」と数秒 茜は考えたが、今日の献立表をどうするか?。に切り変えた。
「茜ちゃん。お使いかい?」と八百屋の主人
「うん。良いの無い?」と此処に来たばかりだというのに顔を覚えられていた。見た目小学低学年だからだろう。
「近頃 魔族?魔物が活発化しててな、新鮮なお野菜や果物が取れないんだ」と八百屋の主人。
「え?。そんな事なってたんだ」と魔族・魔物の巣窟に居た茜は首を傾げて言った。「知らなかった」と茜。「街の外に出ない茜ちゃんは知らなくて当然さ」と八百屋の主人は茜はその街の外から来たとも知らずに言った。
「‥で、何にする?。茜ちゃんならお安くしておくよ。」と仕切り直すように両手を強く叩く八百屋の主人だった。




