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序幕1-15
序幕1-15
茜は軍隊長のお誘い通り魔王を攻めた軍勢の派遣元の国へと付いて行った。その国の城内で茜は介護して回っていた。
2日目のお昼頃。茜は兵士の包帯を変えていた時。軍隊長が「国王がお礼を述べたいから来て欲しい」と言われる。
茜は首を傾げながら「お礼なんて良いよ。兵隊さん達に休暇・休息与えたら」と言った。
軍隊長は「良いから来てくれた欲しい」と包帯を巻いていた茜の左腕を掴み 国王の元へと連れて行く。
国王が茜に「茜殿。ありがとう」と言った
「いえいえ。用事は終わり?。作業に戻るね」と軍隊長に掴まれていた左腕を右手で軽く掴み 離して貰う。
「茜殿に頼みたい事が」「お断り致します」と国王の言葉を中断させた茜だった。国を守る為に残っていた守兵達が手の武器を(茜に)さとられないように構える。
「スポーツだったら良いけど。」と茜は言った。




