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序幕1-14
序幕1-14
「良い遊びお友達」と茜。魔王はアマネに肩を貸して貰いながら「迷惑な婆だ。連れて行きたかったら連れてって良いぞ」と答えた。
軍隊長は壱連の行為(猛毒カレーをアマネが作っている所から何から何まで)見ていた。から訊いたのだ。
「確か、あかね?殿だったかな?」と軍隊長。「なぁに?」と兵士の包帯を次々 変えながら聞く茜。「我々の国へと招待したい。来て貰えないか?」と軍隊長。
「大人として、怪我している人達をちゃんと見送ってあげなきゃだね。良いよ。多分 次来る時は城の構造変わっているだろうけどね」と魔王を見る。魔王は応えるように頷き返した。
「勿論だろ。兵力。つまり数減らしに城内の構造を複雑に造り変えるのは城主として当然だ。それが我々へと武器を手に取って準備して襲って来る者達に何の対策も行わない程 私は愚鈍ではない」と返した魔王だった。




